ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは、映像や写真、アートワークなどを展示する展覧会をニューヨークで開催されることが発表されている。
「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・エクスペリエンス」と題された展覧会は2016年にフランスのパリで初めて開催されており、その初日には、ジョン・ケイルがザ・リバティーンズのメンバーやアニマル・コレクティヴのメンバーらと共にヴェルヴェット・アンダーグラウンドの代表曲を演奏している。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのウェブサイトによれば、展覧会では「6つの映像作品と350枚以上の写真、1000以上の品々、アンディ・ウォーホルによってデザインされたバナナのアートワークの世界観をVRで体験することのできる特設スペース」を楽しむことができるという。
また、展覧会の開催期間中には「コンサートや特別な催し、レクチャー、ポップアップ・インスタレーション、ファッションとのコラボレーション、芸術作品の展示、上映会、パフォーマンス、講習会」なども開催されるという。
展覧会のキュレーターを務めるクリスティアン・フェヴレとキャロル・ミラベロは声明で次のように述べている。「この展覧会は60年代のニューヨークにおけるクリエイティヴな興奮を捉えたもので、ヴェルヴェット・アンダーグランドが神話的な地位を確立し、ポップ・カルチャーの表層を変えることになったのです」
「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・エクスペリエンス」は、ニューヨークの「718ブロードウェイ」で10月10日から12月31日まで開催される。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドについては先月、今は亡きルー・リードの過去のインタヴューを収録した新たな書籍が今月に発売されることが明らかになっている。
『マイ・ウィーク・ビーツ・ユア・イヤー:エンカウンターズ・ウィズ・ルー・リード(原題)』と題されたインタヴュー集には、ルー・リードがソロ時代に行った30のインタヴューが収録されているという。
書籍については「遠く離れているようで身近で、サボテンのように刺々しくも水銀のように滑らかであるヴェルヴェット・アンダーグラウンド以降のルー・リードの世間的イメージについて探求する、1人のファンによる(音楽評論家の)レスター・バングスの古典を超越しようとする慎ましやかな試み」と説明されている。
ルー・リードについては、今年4月に『ドゥ・エンジェルス・ニード・ヘアカッツ?(原題)』と題された未発表の詩を含む詩集が発売されている。収録されている全12編の詩や短編のうち、9つがこれまでに未発表だったものとなっている。
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