ビヨンセとジェイ・Zは現地時間8月13日にデトロイト公演を行い、同都市に住むアレサ・フランクリンに公演を捧げている。
アレサ・フランクリンについては現地時間8月12日に危篤であることが報じられている。
ニュースを報じたロジャー・フリードマンは次のように述べている。「アレサは家族や親しい人々に見守られています。母親として姉妹として友人として、いとことして彼女は惜しまれることになるでしょう。しかし、彼女の功績はその人生よりも大きなものです。米『ローリング・ストーン』誌が過去最高のシンガーとしているだけでなく、彼女はソウルの女王でした。女王陛下よ、万歳!」
デトロイトのダウンタウンにあるフォード・フィールド・スタジアムでライヴを行ったビヨンセとジェイ・Zだが、ビヨンセは最初の楽曲を歌った後、44000人の観客に向かって「このショウはアレサ・フランクリンに捧げるわ」と語ったという。
彼女は次のように続けている。「その美しい音楽について、あなたのことを愛しているし、感謝しているわ」
また、この日の公演でサポート・アクトを務めたDJキャレドもそのステージの中で「アレサ・フランクリンに愛を送る」ことを呼びかけ、アレサ・フランクリンの代表曲“Respect”をかけたという。
アレサ・フランクリンはデトロイトの自宅で「ホスピス・ケア(※余命の短い患者に提供される医療)」を受けていると報じられている。
アレサ・フランクリンは50年以上に及ぶそのキャリアの中で18のグラミー賞を受賞し、7500万枚上のセールスを記録し、2009年1月のオバマ大統領を含め、3度の大統領就任式でパフォーマンスを行っている。
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