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ラッパーのシックスナインは、未成年に性的に接触した罪や暴行罪などその他複数の罪を犯したかどで、最長で3年の懲役が言い渡される可能性が浮上している。
シックスナインは先日、2年前の司法取引に違反したとして、マンハッタン地方検察局によって性犯罪者として登録して収監するべきだと裁判長に勧告する文書を送付されており、現地時間10月2日に判決を言い渡される予定となっている。シックスナインは2015年の10月に、未成年に性的に接触したとして有罪判決を受けている。シックスナインは当時、13歳の少女が別の男にオーラルセックスをしている後ろに立っている映像をオンラインに投稿していた。
当時18歳だったシックスナインは、性犯罪者として登録されない代わりに今後2年間は犯罪を犯さないとする司法取引に応じている。
しかしながら、シックスナインは今年の1月に16歳の少年の首を絞めたとして逮捕されているほか、5月には無免許運転でも捕まっており、その際に警察官に暴行したとして暴行罪にも問われている。
BBCが入手した文書によれば、マンハッタン地方検察局の検察官はシックスナインが2015年の司法取引に違反したとして、彼を成人として裁判にかけ最長3年の懲役刑に科すべきだと主張しているという。
連邦検事補のサラ・ワイスは裁判官に提出した文書の中で、シックスナインについて複数の容疑で逮捕されており司法取引に違反していると記しているほか、ソーシャルメディアで「暴力的な文化を助長し、ギャング的な行為を美化している」と訴えている。
「（これらの犯罪は）彼の改心の見込みを著しく傷つけるものです」とサラ・ワイスは記しており、犯行当時「青年犯罪」が適用される18歳だったシックスナインについて成人として裁判にかけるべきだと主張している。
一方、シックス・ナインは現地時間7月22日にブルックリンでミュージック・ビデオを撮影した後に強盗に誘拐され、暴行を受けたことが報じられている。
情報筋によれば、シックスナインは男たちに銃で殴られて気絶させられ、自宅にあった75万ドル（約8,300万円）相当の宝石と現金1万5,000ドル（約170万円）から2万ドル（約220万）が盗まれたという。当時自宅にはシックスナインの娘とその母親がいたものの、2人は無事だったという。
シックス・ナインはその後、事件について「内部犯」によるものだとした上で、「頭部外傷による脳震盪」があったものの、現在は「元気」だとしている。
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