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システム・オブ・ア・ダウンのダロン・マラキアンは、クリエイティヴ面での相違はあるもののバンドメンバーは「敵同士」ではないと語っている。

システム・オブ・ア・ダウンは2006年から2011年にかけて活動を休止しており、アルバムに関しては再結成以降もリリースされていない。

ダロン・マラキアンは先日、フロントマンであるサージ・タンキアンを批判し、バンドが活動休止した理由や再結成以降に新曲のレコーディングをしていない理由は彼にあると語っている。サージ・タンキアンはその後、ダロン・マラキアンの主張が事実であることを認め、「同じ人と同じことを続けていくのは、たとえ僕らみたいなダイナミックな集団であっても、芸術的には冗長だとずっと感じていた」ことを明かしている。

ダロン・マラキアンは今回、『メタル・ハマー』誌とのインタヴューの中で、クリエイティヴ面での相違はあるものの、今も円滑な関係を築いていることを改めて強調している。「システム・オブ・ア・ダウンは、敵同士じゃないんだよ」とダロン・マラキアンは語っている。「『あいつとは同じ部屋にいたくないな』っていうような奴はいないんだ。まったくそういう感じではないんだよ」

彼は次のように続けている。「むしろ、クリエイティなヴ面での相違なんだ。自分がどこまで前に進みたいのかっていうのと、他の人たちはどれだけ前進したいのかっていうことでね。そのことに関して合意できずにいるんだ」

システム・オブ・ア・ダウンの最後のアルバムは2005年にリリースした2枚組アルバム『メズマライズ/ヒプノタイズ』となっている。

サージ・タンキアンは先日、『フォーブス』誌でのインキュバスのブランドン・ボイドによるインタヴューの中で、新曲の可能性についての質問に次のように答えている。「自然で、あらゆる点で正しいと感じるものでなければいけないんだ。そうは言っても、今後何百万年もバンドが一緒にいて、100万枚レコードを売り上げないといけないっていう法律もないわけだからね」

「実際のところ、学者や音楽ファンの立場でこの数年間を見れば、いずれにせよそれは回帰思考的なものなんだろうけどね」

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