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ザ・ウィークエンドやティンチー・ストライダーといったミュージシャンが、炎上したロンドンのナイトクラブ・ディストリクトを批判している。

先週、ウエスト・エンドにあるディストリクトは、肌の色を理由にクラブへの入場を断られたと主張する集団に非難されている。しかし、後に行われた調査によると、スタッフが人種差別的な行動をとった証拠は見つからなかったという。

リン・メイは、ディストリクトに入場を断られた後の火曜日夜から抗議活動を率先している。彼女は、クラブのプロモーターから送られてきたという、彼女の入場は許可するが、彼女の肌の色が黒い友人については許可できないという内容のメールを保存していると主張している。

この訴えをきっかけに、多くの人々が、自分がロンドンのナイトクラブで経験した同様の人種差別的な経験を打ち明けており、MCのストームジーやティンチー・ストライダーといったアーティストを含む人々が、主にディストリクトへのボイコットを呼びかけている。

ティンチー・ストライダーはBBCニュースに対して、もうディストリクトに行く気はないと話している。「(この話を)聞いた時、本当に傷ついたし、もう絶対にあそこには行かないよ」とし、こう続けている。「今までだってあったことだけど、でも今、止めなかったら、これからもずっと続いていく。肌の色を理由にするなんて、どういう入場基準なんだよ? 多くのクラブで起きていることに対して、みんなでそれに抗議するのはいいことだと思うんだ」

一方、ヒップホップ・デュオのクレプト&コナンも、ナイトクラブで入場を断られた自身の経験を打ち明けている。「『もう中には黒人が多すぎるから』入れられないって言われたんだ。何もできることはないって感じたよ。多くの黒人少年が同じように感じていると思う。こんな経験をしてるのは俺だけってわけじゃないからね」

ディストリクトは10月1日、フェイスブック上で声明を発表している。これによるとクラブは、「常に人種差別を排した入場制限を行っており、ゲストやスタッフによるいかなる種類の人種差別もその他の差別も強く非難する」としている。

一方でザ・ウィークエンドは、ディストリクトがツイッター上で、ザ・ウィークエンドが火曜日の夜、クラブにいたとツイートしたことに対して、事実に反すると批判している。

@dstrktlondon、みんなにウソを教えて、俺をタグ付けするのか? 俺は昨日の夜、お前のところのクラブには行ってないよ

こういった人種差別をするアホなクラブやビジネスや機関やブランドに対しては、俺はどんな手段を使ってでも世間に公表するよ

アーティストとして俺たちは多くの人に声を届けることができる。もし俺たちみんながこうした行為を恥ずかしいと思えれば、こんなバカげたことが起こるたびに、圧力がかかるだろう

これらのツイートを見て、ガッカリしてフォロー解除ボタンを押す人たちからのサポートや支持が欲しいなんてことは思わない

俺は伝道者でもなければ活動家でもないし、ツイッター上でわめき散らすよりももっとできることがあるって分かってはいるんだけど…

どんなビジネスをしてるかなんて気にしない。だけど、俺は人種差別するようなアホなクラブに行ったり、そこでパフォーマンスしたりしたくないってことだよ

こんなバカげた騒動を起こした@dstrktlondonみたいなクラブを公表して、恥ずかしいと思わせるだけの声が集まっていると願うよ

彼らがチラシに、みんな兄弟だって明記しれくれるまで、俺や俺の仲間をクラブに入れないで欲しい

振り返れば、俺はあそこに出演するべきじゃなかった

ウエスト・エンドで何年も続いてきたのに、ずっと隠されてきたナイトクラブの人種差別がこうして明るみに出て嬉しいわ#EXPOSED

この「選択的な」入場制限はイギリス中で何年も起きてきた。ウエスト・エンドのクラブは、僕が経験した中では最悪だ

僕は以前、チラシに顔が載っているのに入場を断られたことだってあるんだ

ディストリクトが位置する区域の自治主体であるウェストミンスター・シティー・カウンシルはこの件に関して、関係する者は機関に連絡を取るように促している。

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