テレビ局の「スカイ・アーツ」は、オアシスの初期に焦点を当てた2番組を一挙一夜に放送するという。
2009年に解散しているオアシスだが、現地時間8月11日に1990年代中盤のオアシスの初期が描かれた番組が放送されるという。
現地時間21時に放送されるディック・カラザース監督によるドキュメンタリー『オアシス:ゼア・ウィー・ワー、ナウ・ヒア・ウィー・アー』は、バンドの激動の初期を追ったもので、今ではクラシックとなっているギャラガー兄弟のインタヴューがふんだんに使用され、ギャラガー兄弟はそこで世界征服と大熱狂のパフォーマンスについて誇示し、オアシスが1990年代最大のバンドの一つになるまでを描くものとなっている。
Brilliant doc from 2004 about the rise of @Oasis. Citing their journey from a local band in Manchester to the biggest act in Britain! pic.twitter.com/YNaypheFiv
— Sky Arts (@SkyArts) August 3, 2018
続いて放送される『オアシス:ライヴ・バイ・ザ・シー』は1995年4月17日にサウスエンド=オン=シーのクリフズ・パヴィリオンで行われた素晴らしいライヴを収録したものとなっている。
『オアシス:ゼア・ウィー・ワー、ナウ・ヒア・ウィー・アー』の中でノエル・ギャラガーは次のように主張している。「オアシスの曲は時の試練にもきっと耐えるだろうね。これは事実だよ」
ノエル・ギャラガーの主張が正しかったことは明らかになっており、1995年発表のオアシスの楽曲“Don’t Look Back in Anger”は2017年5月にマンチェスター・アリーナで起きたテロ事件の追悼集会でシンガロングされており、ノエル・ギャラガーはこの件について「人生で初めて言葉を失ったと言わざるをえないね」と語っている。
また、“Don’t Look Back in Anger”は今年のワールドカップでイングランド代表が敗戦した際にも観客によってシンガロングされている。
オアシスについてはリアム・ギャラガーが兄のノエル・ギャラガーに対して長年の確執を終わらせて家族仲を取り戻そうと改めて呼びかけている。
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