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アイドルズはザ・1975のフロントマンのマット・ヒーリーが自分たちほど「興味深いことをやっているバンドは大御所にはいない」と発言したという報道に対して反応を示している。

マット・ヒーリーは新たなインタヴューでフェスティバルのヘッドライナーや新作『ア・ブリーフ・インクアイリー・イントゥ・オンライン・リレーションシップス』に触れるなかで次のように語っていた。

「俺たちほど興味深いことをやっているバンドは大御所には今やいないと思うよ」と彼は米『ビルボード』誌に語っている。続けてレディング・フェスティバルのヘッドライナーに言及しながら次のように語っている。「ギターを持っている連中で、あのスロットによりふさわしいのは誰か教えてくれよ」

この発言に対してアイドルズはすぐに反応を示して、ツイッターでバンドは次のように述べている。「俺はね、『俺たちは興味深いことをやっているから俺たちの音楽を聴けよ』みたいな意味でこれを投稿しているわけじゃないんだ。俺たちのバンドメンバーの誰もちっとも気にしちゃいないと思うしさ」

「あいつが本当に自分の演っているものをまともな耳で聴けているのか不思議で、この投稿をしたんだ」

「おそらく彼はしょうもない発言だってことはよく分かった上で、ああ言ってみせたんだろうし、それを今俺はわざわざツイッターで言及しちゃっているわけで、だから多分彼の勝ちだよね。馬鹿じゃねえの(そういや俺も馬鹿だけど)」

https://twitter.com/idlesband/status/1025145588575293440

https://twitter.com/idlesband/status/1025147614260613120

https://twitter.com/idlesband/status/1025149964702416896

https://twitter.com/idlesband/status/1025152001406058498

音楽サイト「ドラウンド・イン・サウンド」の設立者であるショーン・アダムスは、アイドルズのツイートに対して次のように述べている。「君たちの気持ちは分かるよ。だけど怒りはクリックファームにぶちまけようよ。次の世代の音楽好きに門戸を開けようとしてくれているバンドにじゃなくてさ。入口になれるバンドは本当にほとんどいないし、ぎらぎらと高慢なわりには彼らは興味深いバンドとして『クロスアンダー』しそうな音楽にハマらせようとしてくれているんだ」

「より若い世代にとって入口になるバンドだってことには同意するよ」とアイドルズは応じている。「多分俺は単にロマンチックで、他のバンドたちが彼らのポジションにいればいいのにって願っているんだろうね。正直に言うと、俺は彼らのシングルを聴いて、ビルバオで一度ライヴを観たことがあるってだけだけどさ、まったく俺の好みじゃなかったんだよ(明らかにね)」

その後、マット・ヒーリーはツイッターで、すべてのバンドが興味深いことをやっていないと報じているツイートに反応し、自分のコメントは文脈から外されてしまっていると主張している。「そんなことは言ってないよ。すごく興味深いバンドはたくさんいるよ。君のタイトルは誤解だね。俺はすごく自惚れやだけど、耳は聴こえるからさ」

アイドルズはセカンド・アルバム『ジョイ・アズ・アン・アクト・オブ・レジスタンス。』を8月31日にリリースすることが決定している。一方、ザ・1975は新作『ア・ブリーフ・インクアイリー・イントゥ・オンライン・リレーションシップス』を今年リリースする予定となっている。

アイドルズは9月に初来日公演を行うことも決定している。

来日公演の詳細は以下の通り。

タイトル:Hostess Club Presents IDLES
アーティスト:IDLES
日程/会場:
9月11日(火)東京・代官山UNIT
Open 18:30 / Start 19:30
チケット:5,000円(税込・ドリンク代別途)
6月8日(金)午前10時よりticket board、その他プレイガイドにて一般販売スタート

更なる公演の詳細は以下のサイトで御確認ください。

http://ynos.tv/hostessclub/schedule/20180911.html

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