ノエル・ギャラガーとジョニー・マーは、それぞれがノエル・ギャラガーの最新シングルである“If Love Is The Law”での共作や、長きにわたるコラボレーションについて語る動画が公開されている。
“If Love Is The Law”は、マーキュリー・プライズにもノミネートされているノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの3作目のアルバム『フー・ビルト・ザ・ムーン?』に収録されている楽曲で、ノエル・ギャラガーとジョニー・マーによる最も新しいコラボレーション曲となっている。
「俺のアルバムは、ジョニー・マーなしでは俺のアルバムにはならないだろうね」とノエル・ギャラガーは語っている。「ジョニー・マーのギタープレイが好きなのは言うまでもないけど、それと同じくらい彼のハーモニカも好きでね。(ザ・スミスの)“Hand In Glove”の出だしのリフはいつ聴いても痺れるよ」
「ジョニー・マーに来てもらって、いくつかの曲で弾いてもらったんだけどさ。そのほとんどがあんまりうまくいかなくて、最終的には元々彼に弾いてもらうつもりのなかったこの1曲に絞ることにしたんだ。ジョニー・マーに『ハーモニカを弾いてもらってもいいですか?』って訊いてみたら、少し驚いた顔をしてたよ」
ノエル・ギャラガーとジョニー・マーが両者のコラボレーションについて語る映像はこちらから。インタヴューの中で、ジョニー・マーはいかに路上やタクシーでノエル・ギャラガーに間違えられているかについても語っている。
「ミュージシャンというのはその人が弾いているものを体現していると思うんだ」とジョニー・マーは語っている。「ノエルの何が面白いかって、彼はすごく内向的な人なんだよね。ノエルはとても有名だし、自分たちはノエルを知ってるんだって多くの人たちが思っているんだろうけど、1人の人間としての彼は、すごく内向的な人だと思うんだ」
「ノエルはとても現実的で、すごく真面目な男なんだよ。彼の音楽を聴くと、“If Love Is The Law”なんかいい例だと思うけど、基本的には『人生は素晴らしい。人生は生きる価値のあるものだ』って言っているわけでね。人生を肯定している音楽なんだけど、面白いことに、ノエルは誰でも彼でもハグして回るようなタイプの人間じゃないんだよね。一度や二度そういうことをしているノエルを見たことはあるけど、このことは誰にも言わないでくれよ」
ジョニー・マーは次のように続けている。「ノエルの音楽を聴けばそれが分かると思うよ。音楽はその人を表していて、それは聴けば分かるはずだ。“If Love Is The Law”は、初めて聴いた時からアップビートで広大な、人生を肯定する空が開けたような楽曲だったからね」
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは昨年11月に最新作『フー・ビルト・ザ・ムーン?』をリリースしているほか、ジョニー・マーは今年6月に最新作『コール・ザ・コメット』をリリースしている。
ノエル・ギャラガーは今月のサマーソニックにヘッドライナーとして出演する予定となっている。
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