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インターポールは来たる新作『マローダー』より新曲“Number 10”の音源が公開されている。

インターポールは先日、カムバック・シングル“The Rover”をリリースして通算6作目となる新作をリリースすることを発表しているが、次に公開された新曲はこれまでで最も勢いに満ちたアルバムと言われる新作の中でも最も生々しく、不穏で、激しい楽曲となっている。楽曲は「傲慢な女性上司のエラとその部下による秘密の職場恋愛」の物語で、「(まだ身体の関係を持っていない)抑圧された欲望」について描いているという。

“Number 10”の音源はこちらから。

2014年のアルバム『エル・ピントール』に続く「内面を露わにした」「ロックンロール」だという新作『マローダー』は、8月24日にマタドール・レコードからリリースされる。新作はマンハッタンにあるヤー・ヤー・ヤーズのリハーサル・スペースで書かれ、その後、マーキュリー・レヴのメンバーであり、ザ・フレーミング・リップスやMGMT、スプーン、モグワイを手掛けたことで知られるデイヴ・フリッドマンと共にターボックス・スタジオでレコーディングが行われている。

来たるニュー・アルバムについてインターポールのフロントマンであるポール・バンクスは次のように語っている。「このアルバムは、現実に起きた、心を揺さぶるようなエキサイティングで刺激的なことについて書いたものなんだ」

「昔の俺は、自分の自叙伝なんて言及するには矮小すぎるものだと思っていたんだ。今では、自分の人生の一部を物語ることができるようになったと感じてるんだ」

彼は次のように続けている。「『マローダー(略奪者・襲撃者)』は俺の一部だ。友情関係をめちゃくちゃにして、クレイジーなことをやってしまう奴。俺は奴にたくさんのことを教わったが、奴のペルソナは曲で生きていてもらうのがベストだ。このアルバムはある意味、奴に名前を与え、寝かしつけたようなものなんだよ」

インターポールは11月に13年ぶりとなる単独来日公演を行うことが決定している。

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