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TOTOはウィーザーの“Hash Pipe”のカヴァーをリリースすることを発表している。

ウィーザーは数週間にわたるファンとのやりとりを経て今年5月にTOTOの“Africa”をカヴァーしているが、今回、TOTOはそれに応える形でウィーザーの最も著名な楽曲の一つをカヴァーしている。

TOTOのシンガー/ギタリストであるスティーヴ・ルカサーとキーボーディストのスティーヴ・ポーカロは、現地時間7月29日に米ラジオ局「KROQ」の番組に出演してこのニュースを発表している。

カヴァーする楽曲に『グリーン・アルバム』に収録されている“Hash Pipe”を選んだ理由について訊かれると、スティーヴ・ルカサーは元々は彼らの“Beverly Hills”をカヴァーしようとしていたことを明かしている。

「“Hash Pipe”はいいメロディーをしてるなと思ったんだ」とスティーヴ・ルカサーは明かしている。「メッセージも好きだしね。僕の言ってること分かるかい?……最大限に彼らのよさを活かそうと思ったんだ」

「自分たちの要素を入れつつも、彼らに敬意を払っているんだ。ちょっとしたダサイ要素もいくつか入れてるから、彼らが笑ってくれることを願うよ。同じ部屋で彼らと一緒に聴けるといいんだけどね」

スティーヴ・ルカサーとスティーヴ・ポーカロはウィーザーの“Africa”のカヴァーについて「B++」と評しながらも、「見事にやってのけてくれた」としている。

スティーヴ・ルカサーは次のように続けている。「僕らの音楽には本当に細かいニュアンスが含まれているからね。僕たちは慎重に時間をかけて作ったんだ。彼らはそれをある日の午後のうちに仕上げたわけだからね」

TOTOはインタヴュー後に番組でウィーザーの“Hush Pipe”のカヴァーを公開しているが、正式なリリースは8月10日となっている。

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