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スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンは自身がテイラー・スウィフトと血縁関係にあるのではないかとするミームに言及した長文の文章をインスタグラムに投稿している。
先日よりオンライン上ではテイラー・スウィフトとビリー・コーガンが似ているとして、彼ら2人の顔写真を並べて作られた画像が話題になっている。ビリー・コーガンは今回、「トータリー・ルックス・ライク」というウェブサイトに掲載された自身とテイラー・スウィフトが並べられている画像をインスタグラムに投稿して、長文のキャプションの中で「ビリー・コーガン」というキャラクターについて言及している。
文章は次のように始まっている。「インターネットというのは愛すべきものだ。こういうミームが流行っているらしく(誰かが僕に送ってきたんだ)、どうやら『テイラー・スウィフトは僕の娘なのか?』というのが問題らしい」
その後、文章は怪しい展開を見せ始める。「(この件に関するメッセージをたくさん受け取っていることに言及して)これに混乱している人たちの数は枚挙にいとまがないし、おそらくこのことは、僕たちの生きる現代やデジタル時代における文化とも関連性があると思うんだ……現実の人間がより華やかだったりダークだったりする自分のアバターが存在するソーシャル・メディアという時空間の横で折り合いをつけていかなきゃならないんだよ。政府と数えきれないセレブリティによる食物連鎖についてもね。人間の生活というのは、あらゆる側面において、もはや神を含めて自分が何を、誰を信じればいいのか分からなくなってしまう領域にまで来てしまったんだ」
ビリー・コーガンは続けて、象徴的とも言えるビリー・コーガンらしい文章を綴っている。「『ビリー・コーガン』という人物はいないんだ。彼は存在していないんだよ。万が一、彼が(こういう時代に)存在していたとしたとしても、それは僕が頭の中で作り上げたものを君たちに見せているに過ぎないわけで、『バットマン』や『スポンジ・ボブ』となんら変わらないんだよ」
ビリー・コーガンによる投稿はこちらから。
スマッシング・パンプキンズは、ビリー・コーガン、ギタリストのジェイムス・イハ、ドラマーのジミー・チェンバレン 、そして長年のコラボレーターであるジェフ・シュローダーという布陣で再結成することを今年2月に発表しており、7月より本格的に再結成ツアーをスタートさせている。
一方、テイラー・スウィフトは、現地時間7月14日に行ったフィラデルフィアのリンカーン・フィナンシャル・フィールド公演で“Delicate”のパフォーマンス中に自身の乗っていた装置が空中で止まってしまうというアクシデントに見舞われている。
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