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ナイン・インチ・ネイルズのフロントマンであるトレント・レズナーは友人かつコラボレーターであったデヴィッド・ボウイの死の影響について先日亡くなったアンソニー・ボーディンを引き合いに出して語っている。

トレント・レズナーは米『ローリング・ストーン』誌で、最新作『バッド・ウィッチ』に収録されている“God Break Down The Door”がデヴィッド・ボウイの影響を受けていることについて語っている。

「デヴィッド・ボウイのようなクルーナー風のヴォーカルをやってみたわけだけど、最初の頃は世に出すつもりなんてまったくなかったんだ」とトレント・レズナーは語っている。「そしたら、アッティカス(・ロス)がはっきりと言ったんだ。『これはそのままにしておくべきだ』ってね」

サックスを入れたことでデヴィッド・ボウイの『★(ブラックスター)』を彷彿とさせる仕上がりになっていることについて訊かれると、トレント・レズナーは次のように答えている。「そうなることは分かってたんだ。つまり、いまだにずっと僕はあの人のことを考えているんだよ」

“God Break Down The Door”の音源はこちらから。

トレント・レズナーはデヴィッド・ボウイについて今どのように思うかと訊かれると、次のように答えている。「まず、アンソニー・ボーディンについて言っておきたいんだけどさ。彼に会ったことはないんだけど、彼のいる世界のほうが好きだったよね。彼はある意味突出した存在だったことが分かってね。特に最近になってなんだけどさ。損失だよ、文化としてね。ああいう声は必要なものだったんだ」

彼は次のように続けている。「ボウイに関しては付き合いがあったけど、僕は彼の作品を研究して、それを続けてたんだよね。それって『さあ、僕たちはまだ終わっていない。行かなければならない場所がまだある。君がこの世界に必要なんだ』と言われてる感じでね。まるで家族のような存在だった。この世には、そんなふうに信頼できるように思える人というのがいるんだよ。援助みたいなものがなくてもね。不安定な頃に、そうした人たちが重ねてきた人生を知ることができるのは素晴らしいことだよね。たとえ不安定じゃない時でもね。そういうことについてすごく考えているんだよ」

ナイン・インチ・ネイルズとデヴィッド・ボウイは90年代に一緒にツアーを行っているほか、トレント・レズナーはデヴィッド・ボウイのシングル“I’m Afraid Of Americans”にも参加している。トレンロ・レズナーは、過去にデヴィッド・ボウイが自身の薬物依存の克服の手助けとなったことも明かしている。

米テレビ局で料理や旅のドキュメンタリー番組の司会を務めていたアンソニー・ボーディンは先月フランスで亡くなっている。享年61歳だった。U2やパール・ジャムらがアンソニー・ボーディンに追悼の意を表しており、友人かつコラボレーターであったジョシュ・ホーミは、アンソニー・ボーディンが自身の娘に綴った感動的な手紙を公開している。

ナイン・インチ・ネイルズの新作『バッド・ウィッチ』は発売中となっている。

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