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プッシー・ライオットはフランスとクロアチアによるワールドカップの決勝で4人がピッチに乱入したことについて犯行声明を出している。

ワールドカップの決勝はフランスが4対2でクロアチアを下したが、試合中にピッチ上に4人が乱入したことについてパンク・ロック・グループのプッシー・ライオットはそれが自分たちによるものであることを認めている。

「まさに数分前、4人のプッシー・ライオットのメンバーがFIFAワールドカップの決勝でパフォーマンスを行った。『警察がゲームに入った』」と彼女たちはツイートしている。

彼女たちは続けて乱入についての声明を発表している。「今日は偉大なロシア人詩人、ドミトリー・プリゴフが亡くなって11年になります。プリゴフはロシア文化の中で天空の国家におけるキャリアである警察官のイメージを生み出しました」

「天空の警察官は、プリゴフによれば、彼自身が神と相互的であることについて語ります。一方、地上の警察官は集会を解散させようとしています。天空の警察官は野の花にやさしく触れ、ロシア代表のサッカーでの勝利を楽しんでいます。一方、地上の警察官はオレグ・センツォフのハンガーストライキ(※生命への危険のため先月病院に搬送された)に無関心です。天空の警察官は国家というものの見本となったのに対し、地上の警察官は誰をも傷つけるのです」

「天空の警察官は赤子の眠りを守るのに、地上の警察官は政治犯罪者を迫害し、『いいね』や『リポスト』のために人々を投獄するのです」

「天空の警察官はワールドカップという美しい祝祭の主催者であり、地上の警察官はこうした祝祭を恐れているのです。天空の警察官はゲームのルールに従うことを注意深く見守っていますが、地上の警察官はルールなど関係なくゲームに入っていきます」

「FIFAワールドカップは偉大なるロシアの未来において天空の警察官が成り立つ可能性を思い出させてくれました。しかし、地上の警察官はルール無用で試合に入ってきて、我々の世界をバラバラにするのです」

「地上の警察官がゲームに入ってくる時、私たちが求めるのは

1. すべての政治投獄者を解放せよ
2. 『いいね』のために投獄してはならない
3. 集会に対する違法な逮捕をやめなくてはならない
4. この国で政治的な競争が認められるべきだ
5. 刑事告発を捏造してはならず、理由なく人を拘置してはならない
6. 地上の警察官を天空の警察官に変えなければならない」

声明のツイートは以下の通り。

犯行後、公開した動画はこちらから。後ろにはトトロのぬいぐみが写っている。

今年、プッシー・ライオットは“Elections”のミュージック・ビデオを公開している。

ミュージック・ビデオはロシア大統領選挙の前日に投稿され、ビデオをシェアするツイートには次のように綴られていた。「ロシア大統領選挙の日よ(誰が勝つと思う?)」

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