ポール・サイモンは通算14作目となるスタジオ・アルバム『イン・ザ・ブルー・ライト』が海外で9月7日に、日本盤が9月26日にリリースされることが決定している。
本作は60年代以来の盟友となるロイ・ハリーと共にポール・サイモンが共同プロデュースした作品で、これまでの作品群から本人がお気に入りの10曲に新解釈を加えたものとなっている。
ポール・サイモンは本作について次のように語っている。「このアルバムに収められた曲は、僕にしてみれば “ほぼ正しい” と思える、一度目は見過ごされてしまった、ちょっと変わった曲の数々だ。アレンジをやり直し、ハーモニーの構造を見直し、曖昧だった歌詞を書き換えることで僕自身、頭の整理ができた。自分は何を言いたかったのか、その当時、何を考えていたのか。そうして、より分かりやすいものに生まれ変わらせることができたんだ」
本作ではザ・ナショナルのブライス・デスナーが“Can’t Run But”のアレンジで参加しているほか、ジャズ・トランペット奏者のウィントン・マルサリス、ギタリストのビル・フリゼール、ドラマーのジャック・ディジョネットとスティーヴ・ガットといったミュージシャンが参加している。
ポール・サイモンはライナーノーツで次のように述べている。「アーティストにとって、滅多にない珍しい機会なんだ。昔の作品を再訪し、再考し、修正し、場合によっては完全に一部をオリジナルと変えてしまえるというのはね」
「幸い、その機会は素晴らしいミュージシャンたちとの共演というプレゼントまで僕にくれた。ほとんどがレコーディングをするのは初めてのミュージシャンばかりだよ。古い曲が、新たに生まれ変わった様をリスナーには聞いてもらえるだろう。生まれ育った家の古い壁が、新しいペンキで塗り直されたみたいにね」
レコーディングの模様を追った映像も公開されている。
9月26日の『イン・ザ・ブルー・ライト』のリリースと同じ9月には「ホームワード・バウンド~最後のツアー」が終わりを迎える。
リリースの詳細は以下の通り。
ポール・サイモン
『イン・ザ・ブルー・ライト』
2018年9月26日発売予定
解説・歌詞・対訳付
¥2,400+税
1. 君の天井は僕の床
2. ラヴ
3. キャント・ラン・バット
4. 想いこがれて
5. 豚と羊と狼と
6. 犬を連れたルネとジョルジェット
7. ティーチャー
8. 愛しのロレイン
9. ある人の人生
10. クエスチョンズ・フォー・ジ・エンジェルズ
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