Photo: Andy Ford/NME
ミューズが、今年リリースされたアルバム『ドローンズ』に続くニュー・アルバムの制作について、既に話し合いが行われていることを明らかにしている。
6月に通算7枚目のアルバムとなる『ドローンズ』をリリースしたミューズだが、現在は来年行われるツアーの準備中で、今回のステージ上では「ドローンの編隊」が飛び交い、「両矢印」型のステージ形状になると伝えられている。
意欲的なライヴ開催を前にバンドのドラマーを務めるドミニク・ハワードが、香港の『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』紙に、次のアルバムの可能性について語っている。
「次回作については話し合っているよ。だけどそれがいつ頃になるかとか具体的な内容はまだわからない。今言えることは、これまでやったことがない、まったく違うアルバムにしたいってことだけだよ」
ドミニク・ハワードはさらに次のように続けている。「そろそろスタジオでもう少し羽目を外してもいい頃だと思うんだ。これまで自分たちが慣れ親しんできた得意とする分野ではない、何か新しいものを作ろうと模索している。これは、僕自身も絶対挑戦すべきことだと思っている。（これまでの音楽から）どう進化させるかについてそれなりのアイデアは出てきている。そう、次回作は『進化』がキーワードだね」
アルバム『ドローンズ』は、6月に全英初登場で1位を獲得、初週で73,000枚を売上げ、ミューズにとって5度目の全英1位を飾っている。
バンドのフロントマンを務めるマット・ベラミーは、『ドローンズ』を彼らの最高傑作であるとしており、「こういうコメントはしばらくの間、言えなかったものだよね」と認めている。
『ドローンズ』のワールド・ツアーは、2016年4月から始まり、いくつかのアリーナでライヴが行われる予定だ。先月（9月）初めに、マット・ベラミーはファンに対して、今回のライヴはピンク・フロイドの伝説のザ・ウォール・ツアーのようなものにしたいと語っている。
UK公演のスケジュールは次の通り。
4月2日 Birmingham Barclaycard Arena
4月8・9日 Manchester Arena
4月3・11・12・14・15日 London O2 Arena
4月17・18日 Glasgow SSE Hydro
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