GETTY

Photo: GETTY

デイヴ・グロールは、新たなインタヴューの中でジョン・レノンやアデルのように歌ってみたいと語っている。

ニルヴァーナの元ドラマーであるデイヴ・グロールは、カート・コバーンが亡くなった数ヶ月後にフー・ファイターズとしての活動をスタートさせ、以降はリード・ヴォーカルを務めている。

CBSの「サンデー・モーニング」に出演したデイヴ・グロールは、ドラマーからフロントマンに役割が変わった当初は歌声に不安を持っていたかという質問に答えている。「ジョン・レノンやアデル、もしくはジョシュ・グローバンのように歌えたらって思うよ」とデイヴ・グロールは答えている。「できたらいいんだけどさ。けど、俺は不協和音で騒がしい、クレイジーなパンク・ロックを聴いて育ったわけだからね。俺のお気に入りのヴォーカリストは、ほとんどの人たちがシンガーとは見なさないような人たちなんだ」

u2h2OVuIf/gWUFyy8OWEpdyZSa3aVCqpVoVvzZZ2VTnn2wU8qzVjDDetO90GSy9mVLqtgYSy231MxrY6I2gGqjrTY0L8fxCxfCBbhWrsYYAAAAAElFTkSuQmCC); display:block; height:44px; margin:0 auto -44px; position:relative; top:-22px; width:44px;”>

Thanks @AnthonyMasonCBS and @cbssundaymorning! See you at the rock shows! 👽 Link to interview in bio. #CalJam18

Foo Fightersさん(@foofighters)がシェアした投稿 –

彼は次のように続けている。「彼らはただ力強く叫んでただけなんだけどさ、そこにある生々しいパッションこそ、俺が一番気に入っていたものなんだ。俺は不完全なものに美しさを見出していてね。それこそが、自分のバンドの好きなところでもあるんだ。俺たちのバンドにはこういう言い回しがあってさ。『もしも改善されてしまえば、それはもっとひどいものになる』っていうね。リード・シンガーになろうと躍起になることから卒業するのに、何年もかかったよ」

デイヴ・グロールは続けて、「ただ外へ出て力強く叫べばいい」と思い始めてからはシンガーでいることが「楽しくなった」と語っている。

デイヴ・グロールは同じインタヴューの中で、自身でも楽曲を作っていたにもかかわらず、ニルヴァーナ時代にソングライティングやシンガーを担当しなかったことについても語っており、自身の楽曲を「そこまでいい」とは思っていなかったために誰にも聴かせたことがなかったとしている。

「自分の声が好きじゃなかったし、自分のことをソングライターじゃないと思っていて、それに、俺たちの世代を代表するようなソングライターの1人がいるバンドに在籍していたわけだからね。わざわざ事を荒立てたくなかったんだ」と彼は語っている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ