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ザ・1975のマネージャーは、バンドが来年までに2枚のアルバムをリリースする理由について語り、今後のツアーの予定についても明かしている。

ザ・1975は元々、通算3作目となるニュー・アルバム『ミュージック・フォー・カーズ』を2018年にリリースするとしていたが、フロントマンのマット・ヒーリーはその考えを改めている。『ミュージック・フォー・カーズ』については、ザ・1975が新曲をリリースしていくこの「時期」の名前だとして、2枚の新作はそれぞれ『ア・ブリーフ・インクアイリー・イントゥ・オンライン・リレーションシップス』、『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム』と名付けられている。

レーベル、ダーティ・ヒットのトップにしてバンドのマネージャーであるジェイミー・オーボーンは、来たるアルバムのプロモーションに対する考え方について語っている。

「今回のキャンペーンはちょっと違った形でやっているんだ」とジェイミー・オーボーンは『ミュージック・ウィーク』誌に語っている。「すごく最初の段階から、マシューは音楽のプロモーション周期がこれまで以上に短くなっていると指摘していてね。人々が音楽を消費する時間は膨大だろ」

「ツアーのサイクルに入ると18ヶ月とか2年とかかかるわけでね。彼はそれで、これまで1枚リリースしていた期間で2枚のアルバムをリリースしなきゃいけないと強く感じたんだ」

ジェイミー・オーボーンは次のように続けている。「ストリーミングが音楽の消費手段としてより一般的な手段として進化しているわけで、音楽の消費の仕方に起きているパラダイム・シフトとザ・1975の文化的アイデンティティは連動していくんだよ」

新作に対するマット・ヒーリーのインスピレーションについて、ジェイミー・オーボーンは次のように語っている。「マシューは多くの人の3倍くらいのスピードで生きているからね。書くべき体験がものすごくたくさんあるんだよ。すべての名作がそうであるように、このアルバムも人生についてのものなんだ」

『ア・ブリーフ・インクアイリー・イントゥ・オンライン・リレーションシップス』は2018年の最後の四半期に、『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム』は2019年春にリリースが見込まれている。ジェイミー・オーボーンは、『ア・ブリーフ・インクアイリー・イントゥ・オンライン・リレーションシップス』のリリースまで、1か月に1曲ずつ新曲がリリースされること、そして、ワールド・ツアーを1月にイギリスからスタートすることを明かしている。ジェイミー・オーボーンは以前にも、今度のツアーが「世界でも最大のライヴ・スペクタクル」になると予告していた

ザ・1975の現時点での最新アルバムは2016年にリリースした『君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君は とても美しいのにそれに全く気がついていないから。』となっている。ザ・1975は先日、『ア・ブリーフ・インクアイリー・イントゥ・オンライン・リレーションシップス』からの最初の楽曲となる“Give Yourself A Try”をリリースしている。

“Give Yourself A Try”のビデオはこちらから。

先日、マット・ヒーリーは、来たる新作に向けて自身の父親で俳優のティム・ヒーリーと曲をレコーディングしたことが明らかになっている。

ティム・ヒーリーは自身のツイッターでこのことを認めており、息子との写真を投稿して次のように綴っている。「マットが11歳だった頃に私が書いた曲をレコーディングするという素晴らしい一日を過ごしたよ。新しいアルバムに入れたかったんだってさ、やったね。4月には聴けるよ、みんな愛してる」

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