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カナダのジャスティン・トルドー首相は、2000年に訪れたカナダの音楽フェスティバルで女性レポーターに不適切なことをしたとして告発されていたことが明らかになっている。

ジャスティン・トルドー首相は現地時間7月1日に疑惑について次のように言及している。「(フェスティバルが開催された)クレストンでの1日のことはよく覚えています……あの日はいい1日でした。あの日に対人関係でまずいことがあったことは一切覚えていません」

『ガーディアン』紙の報道によれば、ジャスティン・トルドーは当時28歳で、教師の職にあったという。フェスティバルは収益が雪崩対策の支援に使われるというもので、ジャスティン・トルドーの弟は1998年に雪崩に巻き込まれて命を落としている。

当該の疑惑は18年前のものだが、今回ウォーレン・キンセラというブロガーが当時の地元紙『クレストン・ヴァレー・アドヴァンス』に無署名でジャスティン・トルドーを告発している記事が掲載されていることを発見して、今になって物議を醸すこととなっている。

記事によれば、ジャスティン・トルドーは、女性が「あからさまに失礼なことをされた」ように感じたことを受けて自らの行為を謝罪したという。

当時『クレストン・ヴァレー・アドヴァンス』紙で編集職にあったブライアン・ベルは今回、カナダのテレビ局「CBC」に対して記事は信用できるものだと語っている。「私は実際に起きたことだと確信しています。私は彼女をとても高潔な性格の持ち主だと思っており、仕事をする上でプロとして行動するような方でした。私の中では、あの記事でほのめかされていることが実際に起きたということに一切の疑いを持っていません」

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