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ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーは、来たる新作に向けて自身の父親で俳優のティム・ヒーリーと曲をレコーディングしたことが明らかになっている。

ティム・ヒーリーは自身のツイッターでこのことを認めており、息子との写真を投稿して次のように綴っている。「マットが11歳だった頃に私が書いた曲をレコーディングするという素晴らしい一日を過ごしたよ。新しいアルバムに入れたかったんだってさ、やったね。4月には聴けるよ、みんな愛してる」

TVドラマ『アウフ・ヴィーダーゼーエン、ペット』のデニス・パターソン役や『ベニドルム』のレス役で知られるティム・ヒーリーは、指示を出していると思われる息子と写ったピアノに座っている自身の写真もツイッターに投稿している。

マット・ヒーリーとティム・ヒーリーによる共作曲は、今年10月のリリースが予想されているザ・1975の新作『ア・ブリーフ・インクワイアリー・イントゥ・オンライン・リレーションシップス』には収録されないものと見られている。

しかしながらマット・ヒーリーは先日、バンドが現在2枚のアルバムに取り組んでいることを明かして、2枚目のアルバムは2019年にリリースされることになると語っている。

マット・ヒーリーは今年5月、「Beats 1」のゼイン・ロウのインタヴューで次のように語っている。「実は俺たちは2枚のアルバムに取り組んでいてね。『ア・ブリーフ・インクアイリー・イントゥ・オンライン・リレーションシップス』をやって、おそらく来年の5月に『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム』っていう別のアルバムをリリースすることになるよ」

バンドは6月1日に2016年リリースの『君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君は とても美しいのにそれに全く気がついていないから。』以来となる新曲“Give Yourself a Try”をリリースしている。『NME』は“Give Yourself a Try”について、「ポップのルーツに回帰しようとしている」と評している。

マット・ヒーリーは、ティム・ヒーリーと元妻でテレビ司会者/女優のデニース・ウェルチの間に生まれた長男となっている。

デニース・ウェルチは先日、自身のアルコールとの闘いについて語っており、もしも自身がアルコールを断っていなければ息子のザ・1975としての成功はなかったはずだとしている。

英・ITV の「ルース・ウーマン」に出演したデニース・ウェルチは次のように語っている。「私はうまく社会に適応した分別のある二人の息子を育て上げた。彼らも元気にやっているわ」

「マットは成功したバンドにいるしね。とても成功しているザ・1975っていうバンドにいるの。マットは私に、『お母さんがロックンロールじゃなかったら、僕は今とは違う自分になっていたよ』って言ってくれるんだけど、私がずっと心配や不安からアルコールを飲み続けていたら、マットの成功はなかったはずよ」

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