Official Charts Company

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今年の夏からUKのシングル・チャートではミュージック・ビデオのストリーミング数も集計されることになるという。

オフィシャル・チャート・カンパニーの発表によれば、YouTubeのようなプラットフォームでのミュージック・ビデオやオフィシャル・オーディオのストリーミング数とダウンロード数が2018年7月6日のオフィシャル・シングル・チャートから加算されることになるという。これはアップル・ミュージックとスポティファイによる新たなビデオ・プラットフォームの展開と、先日のYouTubeによる新たな音楽サービスの発表を受けてのものとなっている。

しかし、広告収入による無料のストリーミングは、有料のストリーミング・サービスと同様には集計されないという。オフィシャル・チャート・カンパニーは、有料のストリーミング・サービスでの100回の再生を1購入と換算しているが、無料のストリーミングでは600回の再生が必要となると発表している。この新たな1対6の割合は、来月からビデオとオーディオの両方に適用されることになる。

“New Rules”がUKだけで6000万回、世界中では10億回以上再生されたことで最もミュージック・ビデオがストリーミングされている女性アーティストとなったデュア・リパは、オフィシャル・チャート・カンパニーの新たな発表を歓迎している。

「これらの変更は、あなたが購入したものや聴いているもの、観ているものが、今までより反映されるようになるということを意味しています」

イヤーズ&イヤーズのフロントマンであるオリー・アレキサンダーも次のように続けている。「僕らのようなアーティストにとっては素晴らしいことです。ミュージック・ビデオは何かを表明する機会を与えてくれています。オフィシャル・シングル・チャートにそれが含まれるのであれば、素晴らしいことです」

「音楽について考える時、私はヴィジュアルについても考えています。自分たちのメッセージを伝えるもう一つの機会なのです」

「これはUKにとって大きなステップであり、オフィシャル・チャートがUKにおいて最も包括的で信頼できるチャートであり続けることを保証するものです」とオフィシャル・チャート・カンパニーの代表取締役であるマーティン・タルボットは語っている。「15000を超えるリテイラー、ダウンロード・ストア、そして、あらゆる種類のストリーミングでの消費が毎週のチャートに寄与することになります」

彼は次のように続けている。「現代では多面的なクリエイターであるアーティストが増えてきています。高度に発達したヴィジュアルのセンスは音楽とパラレルなものです。ミュージック・ビデオの集計が追加されることは、オフィシャル・シングル・チャートに広い意味でアーティストのクリエティヴィティと、音楽ファンのヴィジュアル面での関与が反映されることを保証してくれます」

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