ラモーンズはニック・カサヴェテスが監督を務める新たな映画が制作されることが明らかになっている。
「ザ・ハリウッド・レポーター」の報道によれば、ニック・カサヴェテスは、ジョーイ・ラモーンの弟であるミッキー・リーがパンクロック・ムーヴメント誕生について著した伝記『アイ・スレプト・ウィズ・ジョーイ・ラモーン(原題)』を映画化し、監督することで合意したという。映画のプロデュースと制作は、映画『ロッキー』の制作総指揮などで知られるジーン・カークウッドが担当するという。
ジーン・カークウッドはこれまでにも音楽シーンを描いた作品に数多く携わっており、ジミー・アイオヴィンとドクター・ドレーについて描いたHBO製作のドキュメンタリー『ディファイアント・ワンズ:ドレー&ジミー』や、50セントが主演した映画『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』で制作総指揮を務めている。
「ニックはミッキー・リーと共に深くまで掘り下げています」とジーン・カークウッドは語っている。「計画としては、彼とミッキーが才能を探し出し、実際にバンドを結成させようとしています」
一方、ロックの殿堂は先日、NBCユニバーサルのウィルシャー・スタジオと共同で、エピソード毎に異なる監督と彼らが好きなアーティストを起用するドキュメンタリー・シリーズを制作することが明らかになっている。『インモータルズ(原題)』と題されたドキュメンタリー・シリーズは、今後ケーブル・テレビ局やストリーミング・サービスに売却される予定で、これはロックの殿堂にとって年に1回の式典のテレビ放送以外では初の番組制作となっている。
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