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フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールは、昨年アメリカのテレビ番組「ザ・レイト・レイト・ショウ・ウィズ・ジェームズ・コーデン」の名物企画「カープール・カラオケ」に出演したことを「気まずかった」と語ったことについて、そのすぐ翌日に司会のジェームズ・コーデンからメッセージを受け取ったことを明かしている。

バンドのギタリストであるパット・スメアは昨年『NME』に次のように語っている。「3時間も野郎だけで車にいると、楽しくなくなってくるよな……それが続いたわけだからね。(楽器店の)ギター・センターで停まった時にもう終わりかなって思ったんだけど、『これで半分です』って感じだったんだよ」

フー・ファイターズは番組内で“‘All My Life”や“Best Of You”、“Learn to Fly”などのヒット曲を披露しているが、番組への出演について「少し気まずかった」と『NME』に語っている。パット・スメアはその後、「他の人の曲を歌うほうがやりやすいよね」と語っている。

デイヴ・グロールは次のように続けている。「一日中やる勢いだったよ。ラモーンズやリック・アストリーも歌ったのに、彼らは使わなかったんだ。理由は分からないけどね」

デイヴ・グロールは今回、『ザ・サン』紙によるインタヴューの中で、番組への否定的なコメントをした翌日にジェームズ・コーデンからメッセージが届いたことを明かしている。

「(翌日に)ジェームズ・コーデンからメッセージを受け取ったんだよ」とデイヴ・グロールは明かしている。「彼は『一体どういうことだよ?』っていう感じでさ。俺としては、『なんてことだ、まずいことになったぞ!』と思ったよね」

デイヴ・グロールは続けて、自分たちの発言の意図をジェームズ・コーデンにきちんと説明したと語っている。

「俺たちが言いたかったのは、車の中で自分たちの曲を歌うのが気まずかったっていうことなんだ。クイーンやレッド・ツェッペリンだったり、ビートルズの曲だったらよかったかもしれないけどさ。車の中で座って自分たちの曲を歌うっていうのは……妙な気分になるんだよ」

デイヴ・グロールは続けて、ジェームズ・コーデンについて「とても優しい男」だと語り、彼との間に確執が生まれることはなかったとしている。

フー・ファイターズは実際「ザ・レイト・レイト・ショウ・ウィズ・ジェームズ・コーデン」に現地時間6月21日に出演してパフォーマンスを披露している。

現在UKツアーを行っているフー・ファイターズだが、番組のためにロンドンのウェストミンスター・ホールでパフォーマンスを行って、“Best Of You”を披露している。

パフォーマンスの映像はこちらから。

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