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エックスエックスエックステンタシオンは、死後にテイラー・スウィフトが持っていたスポティファイでの24時間の再生回数記録を更新したことが明らかになっている。

20歳だったラッパーのエックスエックスエックステンタシオンは、現地時間6月18日にフロリダ州のフォート・ローダーデールでバイクを買いに行っていたところを暗い色のSUVに乗った2人組の男に銃撃され、その後搬送先の病院で亡くなっている。

「スポティファイ・チャーツ」によれば、本名をジャセー・オンフロイというエックスエックスエックステンタシオンは、現地時間6月19日に“SAD!”が24時間で1,040万回再生されたとして、テイラー・スウィフトの持っていた記録を更新したことが明らかになっている。テイラー・スウィフトは昨年にカムバック・シングルの“Look What You Made Me Do”が24時間で1,010万回再生されていた。

スポティファイは先日、新たに制定された「嫌がらせ行為に関する規定」に基づいてエックスエックスエックステンタシオンの“SAD!”を「ラップ・キャビア」を初めとしたプレイリストから削除している。エックスエックスエックステンタシオンは2016年に、妊娠していた女性に暴力を振るって不法監禁した上、証人を買収したとして加重暴行の容疑で告発されている。

スポティファイは、エックスエックスエックステンタシオンの死後に再びプレイリストに彼の楽曲を復活させたことで非難を浴びている。スポティファイは先日、嫌がらせ行為に関する規定について誤った形で展開してしまったと認めている。

エックスエックスエックステンタシオンが亡くなって以来、彼の他の楽曲のセールスも急上昇をみせている。ニールセン・ミュージックによれば、6月17日に2,000枚だったセールスが6月18日には3万3,000枚のセールスを記録しており、1,603%も売り上げが上がっているという。

一方、ロサンゼルスでファンらが集まって行われたエックスエックスエックステンタシオンの追悼集会が警察によって中止させられている。オンライン上に上がっている映像によれば、集まったファンはエックスエックスエックステンタシオンの楽曲に合わせて合唱しているほか、一部のファンは車の上に乗って集会に参加している。報道によれば、ロサンゼルス警察はペッパーボールやゴム弾の銃を使ってファンらを解散させたという。

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