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ジョニー・マーはポップ・ミュージックについて「巨大なものになり無難」になったと語っているほか、ポテンシャルがあると感じている新人のロック・バンドにも言及している。

ザ・スミスの元ギタリストであるジョニー・マーは最新作『コール・ザ・コメット』について語ったインタヴューの中で、ポップ・ミュージックがいかに「ハウス・ミュージックのひどい終焉」のようになってしまったかについて嘆いている。

「音楽的には、今はロック・ミュージックが興味深いと思っているんだよね」とジョニー・マーは『NME』に語っている。「現代のロックにおける考え方だったり、そこから何を見出せるかっていうことにね。単に歌詞の面でとかではなく、雰囲気っていう意味でさ。僕たちはまだ、セクシーで駆り立てられるような、雰囲気があったり感情をつき動かされるような音楽を手放す準備はできていないと思うんだ」

「現代の話で言えば、ポップ・ミュージックがそういう音楽であるとはまったく思えないんだよね。僕はポップ・ミュージックのファンだけど、ポップ・ミュージックがセクシーだとは思えないんだ。ミュージック・ビデオがいかにセクシーに見えて、いかに楽曲の中で言及していても、すごく無難なもののように感じてしまってね。ロック・バンドにはフィーリングがあって、ロック・バンドのライヴに行けば、こういうくだらない実業界のことを忘れられるんだよ」

お気に入りの新人ロック・バンドについて訊かれると、ジョニー・マーは次のように答えている。「素晴らしいギター・バンドはたくさんいると思うよ。ゴート・ガールはとてもいいと思う。今っぽいサウンドをしているよね。ヤックが今も活躍しているのかは分からないけど、僕はいつもヤックが大好きだったんだ。絶妙なんだよ。サイケデリック・バンドもいくつか活躍しているよね。ザ・ブラック・エンジェルズとかさ」

ジョニー・マーは次のように続けている。「コートニー・バーネットもすごくいいよね。サンフラワー・ビーンも素晴らしいと思う。彼らは少しサイケデリックだよね。つまりさ、女性の歌声なんだよ。女性たちは素晴らしいアルバムを作っていると思うよ。レッツ・イート・グランマもいいポップ・アルバムを作っているよね。素晴らしい音楽は今もたくさんあるし、これからもずっとそうだよ」

ジョニー・マーのインタヴューはこちらから。同じインタヴューの中で、ジョニー・マーは労働党党首のジェレミー・コービンや再結成させたい過去のバンドについても語っている。

ジョニー・マーは『コール・ザ・コメット』を6月15日にリリースしている。

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