ロビー・ウィリアムスは、FIFAワールドカップの開幕戦でのパフォーマンスの最中に中指を立てるジェスチャーをしたことについてその意図を説明している。
ロビー・ウィリアムスは現地時間6月14日にモスクワのロジニキ・スタジアムで行われたワールドカップの開幕戦でヒット・メドレーを披露しているが、そのパフォーマンス中にテレビカメラに向かって中指を突き立てたジェスチャーをしている。
ロビー・ウィリアムスは現地時間6月19日にITVの「ディス・モーニング」に出演して、開幕戦でのパフォーマンスについて語っている。「こういう場面においては、国際的な事件を起こさないことがとにかく重要なわけでね」とロビー・ウィリアムスは語っている。「それでどうしたと思う? 僕はうまくやってのけたんだよ」
'I just did a one-minute countdown…' @robbiewilliams explains THAT #WorldCup performance gesture ⚽️ pic.twitter.com/anyAsZZR2m
— This Morning (@thismorning) June 19, 2018
ロビー・ウィリアムスは続けて、物議を醸しているジェスチャーについて「キックオフまで残り1分」であることを示しただけだと説明している。「あと1分しか残されていなくて、すごくプレッシャーがかかっていたんだ。あと30秒で終わらせられるのかっていうね」と彼は語っている。「そういうわけで、あれは残り1分のカウントダウンだったんだよ」
「僕は自分を信頼できなくてね」とロビー・ウィリアムスは続けている。「僕はいつも自分がやることが分からないんだよ。プランとしては、キーの通りに歌って、転んだりしない。それがプランだったとして、プランのうちの99%をうまくやってのけたとしても、頭の中では何も考えてないんだよ。僕自身と感覚の間にはブロックが置かれていてね。起こってから、5分後にこう思うんだ。『もしかして今……そう、僕はやってのけたんだ! そうだよね?』ってね」
ロビー・ウィリアムスのパフォーマンスは別の理由でも非難の対象となっている。イギリス国内では、ロシア大統領のウラジミール・プーチンが元ロシア・スパイで英在住のセルゲイ・スクリパリが神経剤で襲撃された事件に関与しているとの見方もあり、ロビー・ウィリアムスはパフォーマンスをボイコットすべきだったと批判する声も上がっている。
人権侵害を行ったロシア人に制裁を与えるための法律「マグニツキー法」の制定に尽力したことで知られる活動家のビル・ブラウダーは先日、ツイッターで次のように綴っている。「ロビー・ウィリアムス、お金を稼ぐ方法はいくらだってあります。ですが、独裁者に魂を売るのはその一つではありません。恥を知りなさい」
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