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ダニー・ボイルは、長きにわたって計画されている『トレインスポッティング』の続編について、来夏撮影したいと考えていることが明らかになっている。

アーヴィン・ウェルシュの同名小説を映画化して1996年に公開された『トレインスポッティング』だが、同作の主要キャストたちがみな自分の役を演じることについて乗り気であることも認めている。

「来年の5〜6月に撮影するつもりなんだ。とびきり素晴らしい脚本があるんだよ」と、ダニー・ボイルは「カミングスーン・ネット」に語っている。「4人の主要な俳優はみな、続編をやることを熱心に望んでくれてるんだ。唯一気になっていたのは脚本のことでね、4人のうち2人はいいと言ってくれて本当に嬉しかったよ。他の2人にとってはそんなによくなかったみたいだけど、もう一度やることに感謝の念を感じてくれてるんだ。でも、みんな素晴らしいからね、もう一度彼らを見られるのが本当に楽しみだよ」

ダニー・ボイルはまた一作目から20周年を迎える来年の公開を目論んでいることをファンに向けて語っている。「できれば、2016年の公開に間に合うように仕上げたいと思っているんだ。ぜひね。そうしようと思ってるよ。順調だよ」

ダニー・ボイルは以前には続編について、原作の続編『ポルノ』に「すごくおおまかに準じたものになる」と説明しており、一作目の脚本家であるジョン・ホッジが脚本を務めていることを認めている。また、今回ダニー・ボイルは続編は『ポルノ』というタイトルにはならないとし、公式のタイトルはまだ決まってないとしている。

『トレインスポッティング』は1996年に公開されて、惜しみない絶賛を集めることとなった。今では全時代を通してイギリスの偉大な映画の1本として認知されている。サウンドトラックも名作として知られ、イギー・ポップの“Lust For Life”をはじめ、アンダーワールド、プライマル・スクリーム、エラスティカといったアーティストの楽曲を収録している。

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