スマッシング・パンプキンズは年内に大規模なUKアリーナ公演を行うことを発表している。
スマッシング・パンプキンズは、ビリー・コーガン、ギタリストのジェイムス・イハ、ドラマーのジミー・チェンバレン 、そして長年のコラボレーターであるジェフ・シュローダーという布陣で再結成を果たしている。
2月にバンドは7月12日のアリゾナ公演から始まって9月7日のアイダホ公演まで続く再結成ツアーの日程を発表していた。
今回、スマッシング・パンプキンズは10月16日に再結成後初となるUK公演をロンドンのSSEウェンブリー・アリーナで行うことを発表している。バンドはまた、10月18日にイタリアのボローニャでも公演を行う予定となっている。
今回の発表に先立ってロンドン周辺では公演について謎の屋外広告によって予告が行われていた。
屋外広告には「16.10.18」という日付とともに“Bullet with Butterfly Wings”の最初の一節である「the world is a vampire」が記されたものだった。
バンドの元ベーシストであるダーシー・レッキーはツアーに参加せず、ダーシー・レッキーはこの数ヶ月にわたってビリー・コーガンとの緊迫した関係について明らかにしている。
ごく最近にも、ダーシー・レッキーはビリー・コーガンのことを「耐えられない」として「脳腫瘍にでもなったのかと思った」と発言している。
ビリー・コーガンはそれに応えて、ラジオ番組「ハワード・スターン・ショウ」で次のように語っている。「ああ、それは彼女が言った現実とはまったく関係のない中傷的で、名誉を傷つける400の発言の一つだね」
ビリー・コーガンは続けて、バンドの再結成を巡る両者の交渉が決裂した経緯について次のように説明している。「この話をシンプルに話すと、まあ結構複雑な話なんだけどさ、シンプルに言うと、僕は2年間にわたって関係性を築こうとしてきたんだ。ジェイムス(・イハ)と関係を構築したのと同様にね。それで、いい対話ができていたから、一緒に音楽をやるのは可能だと思っていたんだ」
「電話で話す時の彼女はいつだって愛らしくて優しかったし、それまで僕に言ってくれたことがなかったことまで言ってくれてね。僕を褒めてくれたんだよ。『あなたはたくさんの素晴らしい曲を書いたわ。私はあなたを誇りに思う。それって素晴らしいことだし、きっとあなたは父親としても素晴らしいはずよ』ってね。その当時は、もう今では大人になったと思えた人と話していた気分だったよ。そういうわけで、当初はうまくいくと思っていたんだ」
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