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エド・シーランは、同一曲が丸1年、全英シングル・チャートの40位以内に留まり続けるという快挙を達成した初めてのアーティストとなったことが判明した。
英国レコード産業協会はエド・シーランの“Thinking Out Loud”が2014年6月から52週連続で全英シングル・チャートのトップ40に留まり続けたことを認めている。同曲を収録したアルバム『X』も今週28位に留まっている。
連続期間でなければ52週を超えてトップ40入りを達成した楽曲は他にもあり、フランク・シナトラの“My Way”が1969年4月から1971年9月までに75週トップ40入りを果たしたのが記録となっている。最近ではファレル・ウィリアムスの“Happy”が49週連続でトップ40入りを果たし、あと少しで1年に達するところだった。
また、サム・スミスは最近ビートルズ以来達成されていなかったデビュー・アルバムが1年を通して全英アルバム・チャートの5位以内に留まり続けるという偉業を達成している。
2014年5月にリリースされたサム・スミスのデビュー・アルバム『イン・ザ・ロンリー・アワー』は、50週連続で全英トップ5に留まり続け、年間を通して全英トップ5に留まった2枚目のデビュー・アルバムとなっている。
もう1枚はザ・ビートルズの『プリーズ・プリーズ・ミー』で、1963年のリリースから51週連続でトップ5に留まり続け、トータルで56週トップ5入りを果たしている。デビュー・アルバム以外の記録としてはサイモン&ガーファンクルの『明日に架ける橋』がリリースから52週連続でトップ5に留まっている。
この記録についてサム・スミスは「純粋にこうしたチャートの数字を見るのはすごく不思議な気持ちにさせられるけど、すごく嬉しいし、アルバムを買ってくれたすべての人に感謝したいよ。もう淋しくなんかないね」
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