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エド・シーランは、自身の所有地に教会を建てる計画が保護動物に指定されているホクオウクシイモリの調査のために中断されたことが明らかになっている。

エド・シーランは先日、サフォークにある所有地に教会の建築許可を求める書類を提出しているが、環境保護団体の「サフォーク・ワイルドライフ・トラスト」を初めとして、教会の建設に懸念の声が上がっている。

「サフォーク・ワイルドライフ・トラスト」によれば、エド・シーランの所有地にある池が「ホクオウクシイモリの生息地」になっている可能性があるという。ホクオウクシイモリはイギリスに最も多く生息するイモリであり、ヨーロッパ全土やアジアの一部地域にも生息している。しかしながら、生息地の減少もあってここ数年間でヨーロッパに生息する個体数が減少しており、現在は法律によって保護されている。法の下で保護されているため、ホクオウクシイモリを意図的に殺したり傷つけたりすることや、巣への移動を邪魔したり妨害することは犯罪行為となる。

「依頼人はこの問題に対してすぐに回答をし、ホクオウクシイモリの生息に関する適切な調査、ないしは適切な移住計画と生物多様性を助長するための方法の提案を依頼してきました」と対策にあたるアペックス・プランニング・コンサルタンツのポール・スミスは「スカイ・ニュース」に語っている。

ポール・スミスは次のように続けている。「我々は周辺地域に歴史的にホクオウクシイモリが生息していたかについては把握していませんが、建設予定地周辺の池には生息していないと考えています」。ポール・スミスはまた、建設予定地が周辺道路から230メートルほど離れていることもあり、根拠のない望まないメディアが集まってしまうことを懸念しているという。

報道によれば、エド・シーランは24人が入れる教会の建設を目指しているという。計画書には次のように綴られている。「熟考や祈り、宗教儀式、人生や家族の大きな節目の祝福、結婚、洗礼などのための、私的な場所を持つことができるというのは誰もが有する権利です」

エド・シーランは昨年12月に長年の交際相手であるチェリー・シーボーンと婚約したことを明かしている。エド・シーランは今年1月にインスタグラムで二人が一緒にいる写真を公開しており、キャプションには「新年の前に僕は婚約者を得たんだ。すごく幸せで、愛し合っているよ。僕らの猫も喜んでくれているよ」と綴っている。

一方、エド・シーランは今月にロンドンとカーディフでそれぞれ4日間の公演が控えている。

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