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Photo : www.beggars.com

アップルは自社のストリーミングサービスであるアップル・ミュージックが、グローバルなインディーズ系音楽コミュニティの利益を代表する組織である「Worldwide Independent Network (WIN)」から支持を得ることに成功したと発表している。

このアップルにとっての朗報は、同社がインディーズ系音楽レーベルの権利団体のマーリンと、マーティン・ミルズが代表を務めるインディーズ系音楽レーベルのベガーズ・グループとのライセンス交渉が締結したと、米『ビルボード』誌が報道してから数時間後に入ってきたものだ。

アップル・ミュージックにとって、この数時間のうちの3つの大きな契約交渉によって、先週発覚したPRに関する事件はもはや過去のものとなりつつある。アップル・ミュージックのユーザーに提供される3ヶ月の無料試聴期間中にアーティストにロイヤリティを支払わないとするアップルの決定により、多くのアーティスト、レーベル、そしてインディーズ系のロビー・グループが、アップルへのライセンスを拒否していた

テイラー・スウィフトは、インディーズ側の懸念を公開文書によって抗議し、アップルの方針変更を要請した。これが解決をみたことで、現在はライセンス認可に向けた動きが急激に進んでいる。

「アップルが、無料試聴期間も曲の演奏ベースで使用料をすべて支払うとした決定、またメンバーがアップルと直接話をしているその他の契約条件について変更をするという決定を好ましく思っています」とWINのCEOアリソン・ウェンハムは、6月24日未明に発表された声明の中でコメントしている。また、「今回のアップルの契約変更の件を我々は積極的に支持します。アップルは音楽コミュニティと長きに渡って非常に親密な関係を築いてきました。アーティストたちが自分の曲の使用に対してきちんと報酬が支払われるように配慮してくれています」と続けた。

WINは、インディーズ系音楽ビジネスがグローバル規模で直面するビジネス、創作活動、マーケティングなどの問題に対処することを目的として2006年に設立された。

WINの「お墨付き」とマーリンおよびベガーズのサポートにより、アップルにとって状況は良い方向に転換し、今月末のアップル・ミュージックのサービス開始までに決着がつきそうだ。

「アップル・ミュージックは、アーティストに長期間継続できるビジネスモデルを提供していると思います。6月30日のサービス開始を楽しみにしています」とウェンハムは付け加えた。

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