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ドレイクが、自身の曲の歌詞がゴーストライターによって書かれているという指摘に対し、反論するコメントを発表している。

ことの始まりはラッパー仲間、ミーク・ミルのツイッターで、自身のアルバムでドレイクとフィーチャーした際に、ドレイクが歌詞をゴーストライターに書かせたと発言したことに起因している。この発言がお互いへのディス・トラックに発展し、彼らは数週間ものあいだ、罵り合いを繰り広げていた。

ニューヨークのDJ、ファンクマスター・フレックスもこの騒動に加わり、他のアーティストの「リファレンス・トラック」が、のちにドレイクの曲に使われていると発言している。『フェーダー』誌の最新インタヴューで、ドレイクは「音楽に共同作業はつきもの」とし、自身を擁護している。

「俺もたまには、アイデアを話す相手が必要なのさ。前に進むためにね」とドレイクは語っている。「音楽に共同作業はつきものだろ? 誰かがあることを思いついて、別の人間がまた違うことを思いつく。俺にとってすれば、これまでやってきたどのシングルでもやってきたことなわけでね。それを恥ずかしいなんて思ってないよ」

ドレイクはこの騒動について、新曲の“Charged Up”と “Back To Back”の2曲をリリースする形で返答しているが、彼を非難した相手からは何も返事を受け取っていないとしている。ドレイクは『フェイダー』誌にも、返事がこないことに驚いていると語っている。

「これは音楽に関しての議論なのに、誰も音楽を出さないのか?」と彼は語っている。「この騒動をこのままにしておくつもりか? これがお前らのやり方なのか? 誰もちゃんと考えてないのかよ。1人も?」

そしてドレイクは、リリースした楽曲“Back To Black”についてこのように語っている。「この曲は間違いなく皆が毎晩聴きたくなるような曲に仕上がってるからね、夏の間は少し厳しいかもしれないな。俺を非難してる相手が気に入らないような曲を、みんなは聴きたがってるわけだからな」

ドレイクは9月20日に、ラッパーのフューチャーと共にニュー・アルバムをリリースしている。共作のミックステープは『ホワット・ア・タイム・トゥ・ビー・アライヴ』と名付けられている。

アルバムはアップル・ミュージックで1週間の限定配信中で、ドレイクのアップルビート1のラジオ番組「OVOサウンド・ラジオ」でも披露されている。

ドレイクは番組の中で「フューチャーと一緒にいると、渦に巻き込まれたような気分になる」と話している。彼はフューチャーの出身地であるアトランタを訪れて、「数曲だけ」制作するつもりだったが、コラボレーションがより本格化したようだ。「今これを必要としている人に聴いてほしい、ちょっとしたサウンドトラックなんだ」と彼は付け加えている。

ドレイクとフューチャーは今年の初めにアメリカ・ツアーも行っている。フューチャーが6月にリリースした最新アルバム「DS2」では、“Where Ya At”でドレイクとコラボレーションしている。一方でドレイクは、ニュー・スタジオ・アルバム『ヴューズ・フロム・ザ・シックス』の制作に取りかかっている模様であり、今年の初めにソロのミックステープ、『イフ・ユー・アー・リーディング・ディス・イッツ・トゥー・レイト』をリリースしている。

ドレイクとフューチャーのコラボレーション・アルバム『ホワット・ア・タイム・トゥ・ビー・アライヴ』のトラックリストは以下の通り。

“Digital Dash”

“Big Rings“

“Live From The Gutter”

“Diamonds Dancing“

“Scholarships”

“Plastic Bag“

”I’m The Plug”

“Change Locations”

“Jumpman“

“Jersey”

“30 For 30 Freestyle“

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