フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールは、バンドのスウェーデン公演で足を骨折したフリをして観客をからかっている。
フー・ファイターズは現地時間6月5日にスウェーデンのウッレヴィ・スタジアムで公演を行ったが、デイヴ・グロールは2015年に同会場で行った公演で足を骨折しており、バンドは当時グラストンベリー・フェスティバルへのヘッドライナーとしての出演の辞退を余儀なくされている。グラストンベリー・フェスティバルでは、フローレンス・アンド・ザ・マシーンがフー・ファイターズの代役を務めている。
6月5日の公演でバンドがステージに登場すると、デイヴ・グロールと思われる男が走ってステージ前の通路を進み、その後通路から落ちて観客を驚かせている。しかしながら、幸いなことにステージから落ちたのはデイヴ・グロールに似たスタントマンであり、本物のデイヴ・グロールがすぐにドラマーのテイラー・ホーキンスの隣に現れている。
一方、デイヴ・グロールはバンドのサウンドが変わり映えしないという批判に対する自身の考えを明かしている。
「他の何かを追いかける必要を感じたことがないんだよね」とデイヴ・グロールは常に王道のロック・サウンドを掲げるバンドに向けられる批判についてブリティッシュ・エアウェイズの機内誌『ハイ・ライフ』に語っている。
「それで、俺たちはそのことで責められることになるんだよ」と彼は続けている。「『参ったな、またフー・ファイターズのアルバムだよ』ってね。ああ、そうだよ!って感じだね。レゲエのアルバムなんか作りたくないからな」
フー・ファイターズは今月よりヨーロッパ・ツアーを開始しており、6月19日からはUK公演に乗り出す予定となっている。
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