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ソングライターのシーアが、もしニュー・シングル“Alive”をアデルかリアーナに提供することを受け入れていたら、100万ドルを稼ぐことができたのかもしれないと語っている。

シーアのニュー・アルバム『ディス・イズ・アクティング』からのファースト・シングル“Alive”は9月24日にオンラインで公開された。シーアはゼイン・ロウのBeats 1のラジオ番組でこの曲の知られざるエピソードを語り、もともとリアーナのために同曲を書いたことを明かしている。

「何がおかしかったって、この曲を書いてリアーナにあげたんだけど、すごく気に入っていたものだから、作り手として深く後悔してしまったのよ」とシーアは“Alive”についてコメントしている。「そしたら彼女がこの曲を私に返してくれて、ホッとしたわ」

シーアのニュー・シングル“Alive”の音源はこちらから

しかし、リアーナだけがこの曲に興味を持った唯一の大物アーティストではなかったという。シーアは次のように語っている。「それから、アデルがこの曲を聴いて自分が歌いたいって言ってきたの。私は『自分はこの曲が好きなのか、それとも一儲けしたいのか』って自問自答したわ。彼女が歌ったらそりゃすごいわよね。私はアデルの声が大好きだしね」

また同インタヴューでシーアは次にコラボするアーティストについて触れている。

「FKAツイッグスと曲を書きたいと思ってるの。通常はアーティストと共同で曲を書くことはしてないんだけどね。そうすると、1人でやるより大変だし、時間がかかるから。私には歌を書いてそれをただ売ったほうが楽なの」

「FKAツイッグスは本当に面白いアーティストで、彼女と仕事がしたかったのよ」とシーアは続けている。「一緒にすごいコーラスを書きたいと思っているの」

シーアは今年初め、『NME』のインタヴューに応じて、次のアルバムのタイトルを初めて公表し、世間の注目を浴びることを避ける理由についても胸の内を語っている。

さらに彼女は、人前で生演奏しないというポリシーを貫くことがどんどん難しくなってきたことから、いずれかの時点でツアーを行うかも知れないと認めている。

シーアは近年ビヨンセ、エムネム、リアーナなど多数のアーティストに曲を書いているが、今年2月にはカニエ・ウェストがニューヨーク・ファッション・ウィークでシーアとのコラボ曲“Wolves”を披露している。

『ディス・イズ・アクティング』は“Elastic Heart”、“Chandelier”などのシングルを収録した2014年のアルバム『1,000フォームス・オブ・フィアー』に続くアルバムとなる。

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