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パラモアのフロントウーマンであるヘイリー・ウィリアムスは、『ペーパー』誌に寄せたエッセイの中で自身のメンタルヘルスについて綴っている。

パラモアは2017年に最新作『アフター・ラフター』をリリースしており、バンドはその中で社会的な不安や適応しなければいけないというプレッシャーについて歌っている。『アフター・ラフター』をリリースする以前、ヘイリー・ウィリアムスは「Beats 1」のゼイン・ロウに対してプレッシャーのためにバンドが解散寸前にまで追い込まれていたことを明かしている。

ヘイリー・ウィリアムスは今回、長文のエッセイの中で自身が感じていたプレッシャーについて「短期間でたくさんのことが起きた」として次のように綴っている。

「2015年の夏、私は婚約していて、黄色い髪をした26歳だった。キッチンのカウンターにはグラミーのトロフィーが置いてあって、そこら中に引っ越しの段ボールが転がってた。LAでの奇妙な数年間を経て、ナッシュヴィルに戻ってきたばかりだった。私はその年の9月に結婚して、ペースを落として、庭で植物を育てて、子供を産んで、新しいパラモアのアルバムを作る予定だった。何もかもがようやく完璧になって、幸せに暮らしましたとさって……ああ、ちょっと待って……少し吐き気がしてきた」とヘイリー・ウィリアムスは綴っている。

ヘイリー・ウィリアムスは続けてベーシストのジェレミー・デイヴィスの脱退に言及して、次のように綴っている。「バンドメイトが一人減ったショックで目を覚ましたの……またお金と、誰がどの曲を書いたかっていう争いよ」

ヘイリー・ウィリアムスは元夫でニュー・ファウンド・グローリーのギタリストであるチャド・ギルバートとの別れについても綴っている。「私は結婚指輪をつけてた。婚姻関係は数ヶ月前に破綻していたんだけどね」

「私は何も食べなくなって、眠れなくなって、笑わなくなった……それもずいぶんの間ね。今もそれを鬱と呼ぶのには抵抗がある。大抵の人たちは恐怖心から『鬱』を見出しにつけるの。まるで鬱が特別で、面白くて、クリックしたほうがいいみたいに。心理学は興味深いでしょうけど、鬱は苦しいのよ」とヘイリー・ウィリアムスは続けている。

ヘイリー・ウィリアムスのエッセイの全文はこちらから。

http://www.papermag.com/hayley-williams-op-ed-2573595188.html

パラモアは先日、最新シングルの“Rose-Colored Boy”について、メンタルヘルスについて世の中がもっとオープンになることを願って書いた曲であることを明かしている。

「“Rose-Colored Boy”は、世の中や自分の状況に絶望している時に、極端に楽観的に世の中を見るようにプレッシャーをかけられている気持ちを歌っているの」とパラモアは述べている。「社会からは『幸せ』でいなきゃ(もしくは見せなきゃ)いけないっていう大きなプレッシャーをかけられていて、自分がそうじゃない時は情けなく感じてしまうのよ」

「悲しみに情けなさを加えると、とても有毒なカクテルになるの。他から社会的な期待を感じられなければ、悲しみや鬱、いかなる不安に対処するのも難しいわ。何もかもをバラ色で塗りつぶすより、虚無感を感じている時は誰かに会いに行くほうがはるかに大切だし、それが癒しになるのよ」

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