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プシャ・Tはカニエ・ウェストの政治的見解について「まったく同意していない」と語り、「常に」意見が合わないことを明かしている。

カニエ・ウェストは先日、ドナルド・トランプ大統領への支持、オバマ前大統領への批判、保守派のジャーナリストであるキャンディス・オーウェンスとの会合のほか、奴隷制度について黒人の「選択」であったと発言したことが物議を醸している。

これまでも度々カニエ・ウェストとコラボレーションを行ってきたプシャ・Tだが、アンジー・マルティネスの番組内で行ったインタヴューでカニエ・ウェストの政治的見解について次のように語っている。「それも俺たちの意見が合わない多くのことの一つであってね。いつも意見が合わないんだよ。それが俺のスタンスさ。それにはまったく同意していないね」

https://twitter.com/Power1051/status/999416441516545

2016年発表の『ザ・ライフ・オブ・パブロ』に続くカニエ・ウェストの来たる新作についてプシャ・Tは次のように語っている。「彼がいつも次のレベルの音楽を作っていることを誰しもに示してくれることになるよ。それがまさに今、彼のやってることなんだ」

カニエ・ウェストのアルバムに政治的見解が反映されているかどうかについて訊ねられ、プシャ・Tは次のように答えている。「今回のアルバムではたくさん言及してるよ。俺としてはより明確に語ってると思ってるし、音楽を通してより明確によりよい形で伝えているんだ。そこにあるのは、例えば、何かに対する気持ちや答えを求めて、質問したり、何かを言ったりするわけだけど、そういうものなんだよ。音楽にそれを生かしているというのがいいと思うんだ」

インタヴュー動画はこちらから。

プシャ・Tは、カニエ・ウェストがプロデュースした新作『デイトナ』を5月25日にリリースする。これは2015年にリリースした『キング・プッシュ – ダーケスト・ビフォア・ドーン:ザ・プレリュード』以来のアルバムとなる。

アルバムは“What Would Meek Do?”でカニエ・ウェストをフィーチャリングに迎えており、7曲が収録される。プシャ・Tは新作のリスニング・イベントを現地時間5月23日に開催しており、この曲のヴァースも初公開されている。それによれば、カニエ・ウェストはトランプ大統領のスローガンである「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」と書かれたサイン入り帽子を被ったことについてラップしているという。

リスニング・イベントの様子はこちらから。

https://twitter.com/Toniesha_Renee/status/999470458398478336

『デイトナ』のトラックリストは以下の通り。

1 ‘If You Know You Know’
2 ‘The Games We Play’
3 ‘Hard Piano’ [ft. Rick Ross]
4 ‘Come Back Baby’
5 ‘Santeria’
6 ‘What Would Meek Do?’ [ft. Kanye West]
7 ‘Infrared’

カニエ・ウェストは現在キッド・カディとのコラボレーション作品を含む2つのアルバムも制作しており、ナズとテヤナ・テイラーのアルバムもプロデュースしている。

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