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バスティルはフロントマンのダン・スミスが自身の頭を坊主にする“Quarter Past Midnight”のミュージック・ビデオが公開されている。

“Quarter Past Midnight”は今年のリリースが見込まれているバスティルの新作からの最初の楽曲となっている。

監督はこれまでも“Flaws”や“Laura Palmer”、“Oblivion”といったバスティルのミュージック・ビデオを手掛けてきたオースティン・ピーターズが務めている。

「このミュージック・ビデオは、非常に才能のある友人で、長年のコラボレーターであるオースティン・ピーターズとパリで数日間で撮影したんだ」とダン・スミスは述べている。

「僕らの好きな映画や監督への賛辞になってるんだ。アルバム全体と同じく一夜の中での浮き沈みを非現実的な旅として描いたんだよね。現実逃避や歪んだ現実、あやふやな記憶、そうしたものが一緒になっているんだ」

“Quarter Past Midnight”のミュージック・ビデオはこちらから。

「たくさんの友達が参加してくれて、ビデオを作るのを助けてくれたんだ」とダン・スミスは続けている。「彼らが参加してくれて嬉しかったよ。というのも、これは僕らの暮らす暗くおかしな世界を踏まえた上で、ある夜にパーティーをして、生を実感するという素晴らしい人々による祝福なんだ」

“Quarter Past Midnight”という曲については夜に街に繰り出す人々をインスピレーションにしたと述べている。

「夜のほうがより現実逃避できるわけでね」と彼は説明している。「普段は開かれていない場所が開かれているんだよ。現実や仕事と関係のある場所は閉まってしまうんだ。パラレルワールドが存在していて、その一方が繰り出す人々の舞台となっているんだよ」

バスティルは新作を新たにロンドンに構えたスタジオでレコーディングしており、「古いポルノのスタジオを自分たちの場所へと変えたんだ」と説明している。

2016年発表の『ワイルド・ワールド』に続く新作をバンドは5ヶ月をかけてレコーディングしている。バスティルのデビュー・アルバム『バッド・ブラッド』はイギリスでトリプル・プラチナを達成している。

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