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メジャー・リーグ・ベースボールのシカゴ・カブスの監督が、9月15日行われたAC/DCのライヴ後のリグレー・フィールドのグラウンドの状態について苦言を呈している。

シカゴ・カブスは、9月21日のミルウォーキー・ブリュワーズとの試合において9対5で勝利したものの、ジョー・マドン監督は後に、AC/DCがライヴでグラウンドを「完全にめちゃくちゃにした」と非難している。

「AC/DCのライヴのせいで、ちょっとした問題があったんだ」と、ジョー・マドン監督は、『シカゴ・トリビューン』紙に対して語っている。「試合の前にグラウンドに球でも打ちつけたのか、それとも彼らが23センチのスパイクかヒール靴みたいな物を履いていたのかは知らないがね」

「彼らはグランドを完全にめちゃくちゃにしてしまって、これはグラウンド整備員たちの落ち度ではない。サードで一度イレギュラーなバウンドがあったし、セカンドでも一度イレギュラーがあった。これまで一度もそんなことはなかった。我々はグランドを平らに整備しなければならない」

同紙によると、チケットが完売したAC/DCのリグレー・フィールドにおけるライヴでは、この他にもスタジアムの近隣に住む住人から15件以上の騒音に関するクレームが寄せられたという。

バンドのパフォーマンスは夜の8時に始まり、スタジアムの閉門時間である11時の1時間前である10時には終了したが、3曲の演奏中に花火の打ち上げがあったことを、音楽サイト「ブラバーマウス」が伝えている。

また同ライヴはライヴDVDのためにスタジアムの上空から撮影が行われていたため、ヘリコプターの騒音も相当なものだったという。

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