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ステレオフォニックスのフロントマンであるケリー・ジョーンズは、9月23日にクリス・モイレスによるRadio Xの朝のラジオ番組に出演してニュー・アルバムの成功について語り、さらに番組の終盤では自身の結婚式の招待客についての話や、スタッフを肉と一緒に縛り上げたことなどについても言及している。

ウェールズを拠点とするステレオフォニックスは、今週のUKアルバム・チャートにおいて、9月11日リリースのニュー・アルバム『キープ・ザ・ヴィレッジ・アライヴ』で6度目の1位を獲得している。

4人組の彼らにとって通算9作目となる今回のアルバムは自身のレーベルからリリースされており、今回のようにUKアルバム・チャートにおいてセルフ・レーベルからのリリース作品が1位を飾るのは今年2度目となる。2月にはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズのセカンド・アルバム『チェイシング・イエスタデイ』がセルフ・リリース作品として1位を獲得していた。

番組で繰り広げられたケリー・ジョーンズとパーソナリティのトークでは、ヴェジタリアンではないバンドがザ・スミスのカヴァーをすることについてまで話が及んでいる。パーソナリティのクリス・モイレスに「ザ・スミスのカヴァーをすること」に魅力を感じるか尋ねられると、ケリー・ジョーンズはこう答えている。「俺たちは肉を食べすぎてる。肉を食べてる俺たちが(ザ・スミスの曲で)ステージに上がるなんてできないね。(モリッシーも)そんなのお気に召さないと思うよ」

さらに、クリス・モイレスがケリー・ジョーンズに対して「肉を食べる人間がザ・スミスのカヴァーをすることは冒涜である」と思うのかと質問すると、話はヴェジタリアンであるステレオフォニックスの照明技術者の話題へと展開している。ケリー・ジョーンズはこう説明している。「彼がベッドに寝ているところに、パルマハムやソーセージと一緒に粘着テープで縛りつけたんだ」

インタヴューでは、2013年にアイルランドで行われたケリー・ジョーンズとジャッキ・ヒーリーの結婚式も話題に上がり、クリス・モイルズは招待客リストに自身が含まれなかったことにがっかりしたと述べている。招待客には、ロニー・ウッド、ポール・ウェラー、ロブ・ブライドン、リス・アイファンなどが名を連ねていたという。「月曜日の番組ゲストはノエル・ギャラガ―だったんだ。彼に『ケリーの結婚式に行った?』と尋ねてみると、彼は『招待されたかすらも覚えてない』と言っていたよ」と話すクリス・モイレスに対して、ケリー・ジョーンズはこう答えている。「ノエルはいろんなことに誘ったとしても、たいていの場合、彼は現れないよ」

ステレオフォニックスは今年12月に、ニュー・アルバムを引っ提げて、イギリス各地でのツアーを予定している。

ツアーの詳細は以下の通り。

Bournemouth, BIC (December 2)
Manchester, Arena (December 4)
Leeds, First Direct Arena (December 5)
Newcastle, Metro Radio Arena (December 6)
Glasgow, SSE Hydro (December 9)
Birmingham, Genting Arena (December 11)
Cardiff, Motorpoint Arena (December 12-13)
Brighton, Centre (December 15)
London, The O2 (December 16)

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