ガンズ・アンド・ローゼズの元ドラマーであるスティーヴン・アドラーは完全な「クラシックなラインナップ」での再結成を実現させることのできる人物の名前を挙げている。
スティーヴン・アドラーは1985年から1990年までバンドに在籍し、ガンズ・アンド・ローゼズのクラシック・ラインナップのメンバーの1人となっている。ドラッグ癖のために脱退させられたが、ドラッグを止めるという契約の下、再度バンドに在籍しようとしたものの、ドラッグ中毒との闘いは続き、再び解雇されている。
オーストラリアのラジオ番組「ホット・ブレックファスト」に出演したスティーヴン・アドラーは自身も再結成に参加するかどうかという噂について訊かれている。
「噂なんかないわけなんだけどさ」とスティーヴン・アドラーは語っている。「僕にできることはせいぜいフェルナンドに挨拶することくらいだよ。『やあフェルナンド、元気?』ってね。フェルナンドっていうのは、アクセル(・ローズ)のマネージャーなんだけどさ。彼と話すときは完璧な言葉遣いをしないといけないんだ。つまり、悪い言葉は使わないっていうね。『大好きだよ、フェルナンド。君なら正しいことをしてくれるって分かってるよ』っていう感じにね」
「彼こそが再結成を実現できる人物なんだよ。みんなにはアクセルのマネージャーを務めるフェルナンドのウェブサイトにアクセスしてもらって、彼がバンドを再結成してくれるまで、彼に嫌がらせして欲しいくらいだね。『FernandoAxlsManager.com』がそのサイトだよ(※実際にはそのようなサイトは存在していない)」とスティーヴン・アドラーは続けている。「今はフェルナンドも僕のことを気に入ってくれてるからね。明日にはこんなメールが来てるはずだよ。『何かあったのかい?』ってね。大好きだよ、フェルナンド。赤ちゃん誕生おめでとう」
スティーヴン・アドラーのコメントの影響であるかは定かではないものの、アクセル・ローズのマネージャーを務めるフェルナンド・レバイスは現地時間5月15日に1年以上ぶりにツイッターに復帰している。
フェルナンド・レバイスのアカウントはこちらから。
Morning! Guess we can turn this thing back on. @MissMarkie we backkkkk!
— Fernando Lebeis (@FLebeis) May 15, 2018
ガンズ・アンド・ローゼズは先日、デビュー・アルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』が様々な形態で再発されることが発表されている。
今回の再発盤からはプロモーション・シングルとして“Shadow of Your Love”が公開されており、同曲は米『ビルボード』誌の発表する5月12日付のメインストリーム・ロック・チャートに31位でランクインしている。
ガンズ・アンド・ローゼズの楽曲が同チャートにランクインするのは『チャイニーズ・デモクラシー』からのシングルだった“Better”がランクインした2009年1月以来となっている。
今回の再発ではリリース当時、物議を醸した楽曲“One In A Million”が発売予定のボックスセットに収録されないことが話題なっている。
“One In A Million”はかつて激しい批判を受けた楽曲で、そこには「警官にニガー、わかったから、道を開けてくれ。俺は今日はゴールドのチェーンを買う必要はないんだ」、「移民にファゴット、まったく理解できないよ。あいつらは俺たちの国に来て、望み通りにやれると思っている。リトル・イランでも始めようっていうのかよ。あるいは病気でも広めるつもりか」といった一節が含まれている。
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