近日発売となるモリッシーの処女小説『List Of The Lost』の一部が公開されている。
2013年10月にペンギン・クラシックス・シリーズとして自伝『Autobiography』を発表し、文筆家デビューを果たしているモリッシーだが、本作は彼の初のフィクションによる小説となる。
『List Of The Lost』は今週(9月24日)ペンギン・ブックスから発売されるが、これに先駆けて小説の一部が公開されている。
抜粋部分は以下の通り。「空の青を見たら、君がひるんでいた理由を言ってごらんよ。もっと青い空と、もっと良い時が来るって思ってたのかい? 気付かずに一体何を思っていたんだい?」
Enjoy a sneak peek at LIST OF THE LOST, Morrissey’s extraordinary novel, publishing on 24 September: pic.twitter.com/mrZvb5ORIM
— Penguin Books UK (@PenguinUKBooks) September 17, 2015
9月24日発売のモリッシーの類まれな小説『List Of The Lost』の一部をどうぞ。
2014年1月には、モリッシーは小説について次のようにコメントしていた。「小説に関しては半分くらいのところまで書いていて、希望を持ってるんだ。現実として、ラジオ局は僕の曲をかけてくれないし、多くの人は音楽産業を信頼していないし、一般的に言われてることとして——実際正しいと思うけど——チャートの1位はメジャー・レーベルによって“買われている”わけでさ。ポップ・ミュージックやロック・ミュージックに情熱など残されていないんだよ。テレビや雑誌でいつも見ている顔が人気だなんてみんなが信じてるとはまったく思ってないんだ」
一方、モリッシーはUKでは最後のものとなるとされた、ロンドン、ハマースミスのイヴェンティム・アポロでの月曜日(9月21日)のライヴ後に「さよならを言う必要はない」と発言している。
モリッシーは先週、「UKのレコード・レーベルからの利益が出せなければどうしようもないよ。だから、今度のハマースミスでの2回の公演が、おそらく最後のUKでのライヴとなるだろう」とコメントしていた。
モリッシーは、この2回の公演を終えた後、観客に向かってこう語りかけた。「俺と君たちとのUKでの日々はこれで終わりだ。だけど、さよならを言う必要はない。これからもずっと、そばにいるからさ」
当日のセットリストは以下の通り。
‘You’ll Be Gone’
‘Let The Right One Slip In’
‘Suedehead’
‘Speedway’
‘Ganglord’
‘Boxers’
‘World Peace Is None Of Your Business’
‘Kiss Me A Lot’
‘Staircase At The University’
‘Alma Matters’
‘Will Never Marry’
‘My Dearest Love’
‘The Bullfighter Dies’
‘The World Is Full Of Crashing Bores’
‘Oboe Concerto’
‘Meat Is Murder’
‘Now My Heart Is Full’
‘Mama Lay Softly On The Riverbed’
‘I Will See You In Far-Off Places’
‘Everyday Is Like Sunday’
‘The Queen Is Dead’
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