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パール・ジャムのジェフ・アメンによれば、2019年までバンドの新作がリリースされることはなさそうだという。

パール・ジャムにとって11作目となるニュー・アルバムは、今年3月にリードシングルの“Can’t Deny Me”がリリースされているものの、ジェフ・アメンによればバンドはまだスタジオでのまとまった時間を取ることができていないという。

「カイル・メレディス・ウィズ…」のインタヴューに出演したジェフ・アメンは今回、間もなく控えたツアーのためにバンドがスタジオで作業する時間を取れていないことを明かしている。

ジェフ・アメンはバンドについて、「自分たちが持っているアイデアをレコーディングに移すために6週間から8週間の質のいいまとまった時間を捻出する必要がある」と語っている。

ジェフ・アメンは次のように続けている。「俺たちが今直面している取り組むべきことの一つはツアーであって、一方でこれまでのアルバムのアナログ盤の制作にも3ヶ月から4ヶ月をかけて取り組まないといけないんだ」とジェフ・アメンは語り、新作のリリース時期については「2019年というのが妥当」だとしている。

しかしながら、ファンは来たる新作に「とても素晴らしいもの」を期待できるとして、ジェフ・アメンは新作について「多くのものからインスピレーションを得ていて、怒りをぶつけるべき多くのことがある」と語っている。パール・ジャムの新作は2013年の『ライトニング・ボルト』に続くものとなっており、先日リリースされた“Can’t Deny Me”も収録される。

エディ・ヴェダーとマイク・マクレディによって書かれた“Can’t Deny Me”は、ドナルド・トランプ米大統領に向けたものであると見られている。

「高く、遠くへ、速く飛ぶ/お前はリッチかもしれないが、俺を否定することはできない/生き延びる気持ち以外は何も持っていない/お前は支配できないし、俺を否定することはできない」とシンガーのエディ・ヴェダーはコーラスで歌っており、次のように続けている。「根付いていく様を見てくれ/お前が国を毒しているんだ/危篤状態だよ」

ジェフ・アメンは先日、ソロ・デビュー・アルバム『ヘヴン/ヘル』の5月10日のリリースに先駆けて『NME』のインタヴューに応じている。

昨年にパール・ジャムがロックの殿堂入りを果たしたことについて、ジェフ・アメンは次のように語っている。「要するにさ、俺たちが集まった時に何かが起こって、クリエイティヴな領域に入ったんだ。そういうクリエイティヴな領域があったから、そこからは外へ出て、可能な限り多くの人たちを手助けしてきてるんだよ」

パール・ジャムは今夏に7月18日と19日のO2アリーナでのUK公演を含む大規模なヨーロッパ・ツアーを行う。

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