アヴィーチーの交際相手は彼の死の責任をファンから問われていることを受けて声明を発表している。
本名をティム・バークリングという、DJにしてプロデューサーのアヴィーチーは現地時間4月20日に享年28歳で亡くなっており、遺体はオマーンのマスカットで発見されている。死因については現時点で明らかにされていないものの、アヴィーチーの遺族は現地時間4月26日に「彼はもうこれ以上は耐えられなかった」という声明を発表している。
チェコ出身のモデルであるテレザ・カサロヴァは、アヴィーチーと密かに交際していたことを明かしたことで、ファンからその死についての責任を問われているという。
ネット上に多数のヘイトメールが寄せられたことを受けて、テレザ・カサロヴァは5月10日木曜日にインスタグラムで声明を発表している。
「あなたたちができることといったらネガティヴなことだけ」と彼女は綴っている。「可愛いらしいコメントはこんな感じよ。『ティムはあなたにうんざりしたもんだから、死んじゃうことに決めたわけ』みたいなね。一線を越えてるどころではすまないし、そんな下劣な生き物になった自分を恥じ入るべきよ」
「今が人生で一番恐ろしい時間だわ。私は悲しみで溺れ死にそうになっている。目を覚ます2時間くらい前から不安になるし、歯を磨く前でさえ数え切れないくらい何度もビールに頼ってしまう。(息子の)ルカには何度も何度も説明しなくてはならないの。ティムは空からあなたを見守っているけど、あなたは二度とティムには会えないということをね」
さらに彼女は、もしアヴィーチーが彼女に寄せられている誹謗中傷を読んだら、悲しむし、唖然とするだろうと綴っている。「これまで以上に私に辛い思いをさせてやろうとすることが、多少なりとも許される思っているわけ? 『ティムはこうすることを望んでいるはず、ティムはそうすることを望んでいるはず…』みたいに思ってる? そもそも、あなたたちには、彼をティムと呼ぶ権利すら無いんだから。だって、私が知る限り、ティムはあなたたちが存在してることも知らなかったわけ」
「だから落ち着いてよ。彼は私にとってティム、あなたたちにとって彼はアヴィーチーでしょ。あなたがティムを実際に知っているなら、ほんのちょっとでも知っているなら、あなたの卑劣な振る舞いを彼は不快に思うって分かるはずよ。彼は唖然とするでしょう。あなたたちは何も分かっていない」
先日、リタ・オラは、アヴィーチーについて「人生を変えてくれた」として追悼の意を捧げている。
リタ・オラは、現地時間4月27日に行ったパフォーマンスで、アヴィーチーに追悼を捧げている。「次の曲は歌うのが難しいんだけど、その理由を教えてあげるわ」と、リタ・オラはアヴィーチーとコラボレーションした“Lonely Together”をパフォーマンスするにあたって観客に語りかけている。
「人生を変えてくれるような人とコラボできたのは名誉だったし、彼は私のよき友人でもあったの」とリタ・オラは続けている。「これまでにもDJたちが彼の音楽をかけているのを聴いているけど、今日という日まで、彼が亡くなってからは彼の曲を歌うことができなかった。次の曲を歌うのはとても辛いことなの」
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