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エコー&ザ・バニーメンは、チャンピオンズ・リーグの決勝を観戦するために公演の日程を二転三転させてファンからの反発を招いている。

バンドは元々、現地時間5月26日にバーミンガムのシンフォニー・ホールで公演を行う予定となっていたが、彼らの地元のクラブであるリヴァプールFCがチャンピオンズ・リーグの決勝に進んだことで、決勝戦の日程と被ることとなっている。

リヴァプール出身のエコー&ザ・バニーメンは現地時間5月9日に発表した声明の中で、「チャンピオンズ・リーグ決勝の日にライヴを行うことはできない」として、公演の日程を変更することを発表している。「(チャンピオンズ・リーグを主催する)UEFAに試合日程の変更をお願いしてみたのですが、私たちのリクエストは却下されてしまいました」とバンドは声明に綴っている。「私たちはライヴに常に100%で臨みたいと思っていますが、このような状況では私たちも上の空になってしまうことでしょう。皆さまに理解して頂けることを心から願っています。」

https://www.facebook.com/thebunnymen/posts/10156017907034473

バンドの発表を受け、ファンはバンドのフェイスブックの投稿に抗議のコメントを次々と寄せており、ファンの一人は次のようにコメントしている。「バンドのことは大好きですし、リヴァプールには幸運を祈っていますが、正直これはひどい仕打ちです。ホテルの部屋を予約していた人たちも大勢いたに違いありません」

https://www.facebook.com/thebunnymen/posts/10156019466424473

エコー&ザ・バニーメンはその後、再び計画を変更して現地時間5月10日に新たな声明を発表している。「バンドのバーミンガム・シンフォニー・ホール公演は、予定通り元々の5月26日土曜日という日程で開催いたします」とバンドは声明で発表している。「昨夜のソーシャル・メディアでの発表に対するファンの方々の反応を受けて、ライヴの運命を変えるという決断を取り消すことを決めました」

「イアン・マッカロクとウィル・サージェントはこの状況にとても動揺しており、今回、不必要に皆さんを落胆させてしまったことをとても申し訳なく思っています」

しかしながら、今回の新たな発表もファンを満足させるには至っておらず、多くのファンが前日の発表を受けて既にホテルの予約をキャンセルしてしまったとコメントを寄せている。「あっぱれだよ」と一人のファンは綴っている。「交通機関と宿泊施設をキャンセルして、他の計画を立ててしまったよ。とんだ災難だ」

今回のバーミンガム公演は新作『ザ・スターズ、ザ・オーシャンズ&ザ・ムーン』のリリースに先駆けたUKツアーの一環となっている。

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