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来月からロシアで開催されるW杯に臨むサッカー・イングランド代表だが、今大会では公式シングルがリリースされないことが明らかになっている。

過去のW杯開催時には著名なアーティストらも楽曲を提供しており、ニュー・オーダーがサッカー選手のジョン・バーンズをフィーチャーした“World In Motion”、ザ・ライトニング・シーズとコメディアンのデヴィッド・バディール、フランク・スキナーによる“Three Lions”、イアン・マッカロクとスパイス・ガールズによる“(How Does It Feel To Be) On Top Of The World”、コメディグループのアント・アンド・デックによる“We’re On The Ball”などが過去には公式ソングとしてリリースされているが、今年のイングランド代表は公式ソングなしに大会に臨むことになるという。

イングランドのサッカー協会であるフットボール・アソシエーションはW杯用の公式ソングを委託していないことを明かしているほか、W杯を応援するための非公式ソングを協会として承認する予定もないという。

「公式のW杯ソングについては何も計画されていません」とフットボール・アソシエーションのスポークスマンは明かしている。

『デイリー・ミラー』紙によれば、チャス・アンド・デイヴがW杯の公式ソングの制作に向けて動いているという噂があったものの、フットボール・アソシエーションのスポークスマンはそれについて「固まった計画はない」と否定しているという。

イングランド代表が公式ソングを持たずにW杯を戦ったのは2010年の南アフリカW杯が最後となっているが、当時はイングランド代表を応援するアンセムとしてジェームズ・コーデンとディジー・ラスカルによる“Shout”が全英シングルチャートで1位を獲得している。

“Shout”のミュージック・ビデオはこちらから。

ロシアW杯は現地時間6月14日から7月15日にかけて開催される。

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