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ジェフ・バックリィのマネージャーはジェフ・バックリィの最後の数週間やミシシッピ川で行方不明になったと電話を受けた時のことについて語っている。

ジェフ・バックリィは1997年5月29日に自ら川に泳ぎに出かけた後に亡くなっている。ジェフ・バックリィの遺体は数日後にメンフィスの上流で発見されている。享年30歳だった。

ジェフ・バックリィの元マネージャーであるデイヴ・ロリーは「ナショナル・パブリック・ラジオ」のタリア・シュランガーの番組で、ジェフ・バックリィについて亡くなる2週間前に「不可思議な振る舞い」があったと語っている。「売りに出されてもいない車を買おうとしたりね。恋人のジョアン(・ワッサー)にプロポーズもしたんだ。メンフィス動物園の蝶の飼育員に応募したりね。彼には似つかわしくない、おかしなことがたくさんあってね。落ち着いた暮らしへの憧れだったと僕は思っているんだ。普通の生活を送りたかったんだよ」

ジェフ・バックリィのマネージャーを務めていた当時の体験を本にしたデイヴ・ロリーは、ジェフ・バックリィが遭難した知らせを受けた時のことを次のように振り返っている。「朝の5時58分だったね。僕はこの時のことを忘れやしないね」と彼は語っている。

「僕はダブリンにいたんだ。だから、つまりニューヨークでは午前1時、メンフィスでは午前0時だった。ゾッとしたね。夢を見ているかと思ったよ。電話を落として、どうしていいかわからなかった。ありがたいことにインターネットがなかったから、川岸の様子がツイートされずに済んだけどね。ただ呆然としてしまうんだよ。僕は完全に呆然としてた。放心状態だったね」

デイヴ・ロリーはメンフィスに戻って、事故の3日後にジェフ・バックリィが見つかるより前に川を訪れている。彼は最初の15分はその場で泣いていたとし、その後の15分は「川に向かって石を投げながら、『よくも、山のようなあれこれと、僕を残して逝ってしまったな』と言ったんだ」と語っている。

ジェフ・バックリィが見つかるまでは生きているという可能性も見込めたが、デイヴ・ロリーは彼が亡くなったということが「すぐに分かった」としている。彼はジェフ・バックリィの死から6年後にロンドンの郊外で霊媒師の下を訪れたことについても明かし、「ジェフないしはジョンという人が語りかけようとしているわ。水に関係のあることね」と言われたという。

「彼女は僕とジェフしか知らない話もしてきたんだ」と彼は続け、霊媒師に持っていたジェフ・バックリィのブレスレットを手渡したと説明している。「最後のほうで彼女が『これは彼のブレスレット?』と尋ねてきたから、『そうだ』と答えたんだ。すると、彼女はこう言ったんだ。『えーと、分かってもらえるか分からないけど、彼はこんなことになるなんて思っていなかったのよ。けれど、彼は抗わなかった。あなたのせいじゃない。自由になっていいのよ』ってね」

ジム・アーヴィンとの共著となるデイヴ・ロリーの著作『ジェフ・バックリィ:フロム・ハレルヤ・トゥ・ザ・ラスト・グッドバイ(原題)』は5月29日に刊行される。

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