ギター・メーカーのギブソンが破産を申請したことが明らかになっている。
レス・ポールやSGといった有名ギターを製造しているギブソンはジミー・ペイジやスラッシュ、カルロス・サンタナなど、数々のギタリストに愛されているメーカーとなっている。ギブソンは100年以上前の1902年の創業となっている。
債権者の3分の2以上と再建支援で合意しているのことで、「ここ12ヶ月にわたって事業再編についてかなりの進歩をしてきました」と36%の株式を持つCEOであるヘンリー・ジャスキヴィッツは語っている。
ギブソンについては1億〜5億ドルの負債があるとのことで、債権者の69%から今後の経営についての信任を得ているという。
以前、ギブソンについては次のように報じられている。「年間10億ドル(約1060億円)以上の収入のある、ナッシュヴィル拠点のこの楽器メーカーが直面している状況は正常とはかけ離れています。CFOのビル・ローレンスは1年を経たずして会社を離れており、6ヶ月後には3億7500万ドル(約400億円)の担保付き上位債が支払期日を迎えます。それに加え、2013年に借りたこの債権が7月23日までに解消されない場合、さらに1億4500万ドル(約155億円)の銀行ローンも支払期日を迎えるのです」
ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュは昨年、ギブソンの初代グローバル・ブランド・アンバサダーに就任することが決定している。
スラッシュは今後エピフォンやギブソン、ギブソン・カスタムといったブランドで新シリーズを開発していくことになるという。
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