GETTY

Photo: GETTY

リンキン・パークのマイク・シノダは、ソロ・デビュー・アルバム『ポスト・トラウマティック』より新曲“About You”を公開している。

ラッパーでマルチプレイヤーのマイク・シノダは先日、1月にリリースしたEP『ポスト・トラウマティック』に続く、ソロ・デビュー・アルバム『ポスト・トラウマティック』を6月15日にリリースすることを発表している。

マイク・シノダは今回、「Beats 1」のゼイン・ロウとのインタヴューで新曲について「とても誇りに思っている」と語り、元バンドメイトのチェスター・ベニントンが楽曲に与えた影響について語っている。「このアルバムで最初の方に作られたものたちの多くは、過去の出来事だったりチェスターについてのことを歌っていたから、僕はチェスターやあの一件に関係のない曲を書きたいと思ったんだ」とマイク・シノダは語っている。

“About You”のミュージック・ビデオはこちらから。

「みんなが、僕の曲をまだチェスターのことを歌っているかのように聴いていることに気がついてね」とマイク・シノダは続けている。「『参ったな。彼についてではない曲を作っても、彼についての曲に聴こえるのか』って思ったね」ヒップホップ・アーティストのブラックベアをフィーチャーした“About You”で、マイク・シノダは次のように歌っている。「君のことでない時でも、いつの間にか君のことになるんだ」

同じインタヴューの中で、マイク・シノダはチェスター・ベニントンの死後それほど期間を置かずに楽曲制作に取り掛かり始めたことについて語っている。「止むを得ずに曲を書いたとは思っていないんだ」とマイク・シノダは語っている。「僕はすぐにバンドエイドを剥がす必要があると感じていてね。不安を抱えてしまわないようにっていうことでさ、これで通じるといいんけど」

マイク・シノダは続けて、チェスター・ベニントンが亡くなって「一週間と少し」経った頃から曲を書き始めたとして、次のように語っている。「そういう難しい問題に対峙して、それに対処するには、時間が必要なわけでね。それから、一休みして離れる時間も必要なんだよ」マイク・シノダは来たる『ポスト・トラウマティック』についてそのどちらのニーズも合わせたものになっていると語っている。

リンキン・パークのフロントマンであるチェスター・ベニントンは昨年7月20日に享年41歳で亡くなっている。遺体はカリフォルニア州パロス・ヴァーデスの自宅で発見され、後に自殺と判断されている。

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ