エド・シーランがスターダムに昇り詰める様を追ったドキュメンタリーの放映権をアップルが獲得している。
『ソングライター(原題)』と題されたドキュメンタリーは、エド・シーランの従兄弟であるマレー・カミングスによって監督されている。本作はマレー・カミングスにとって初となる映画作品で、エド・シーランのこれまでのキャリアをありのままに映し出したものになっているという。『ソングライター』は現地時間4月23日にニューヨークで開催されたトライベッカ映画祭で初上映されている。
エド・シーランのデビュー当時から彼のツアー・ビデオグラファーを務めているマレー・カミングスは今回の作品について、自然体のエド・シーランを映したものにしたかったと語っている。
「僕が毎日見ているようなエドを見せたいと思ったんだ」とマレー・カミングスは『タイム』誌に語っている。「着飾らずに、くつろぎながら曲をたくさん書いて、友人たちと遊んでいるっていう姿をね。友人というのは、幸運にも素晴らしいソングライターたちなんだけどね」
マレー・カミングスは『ソングライター』にインタヴューやナレーションを一切用いていないとして、次のように続けている。「何も作り上げる必要なんてないんだ。僕はオーディエンスに、自分たちの周囲で起きていることのように感じて欲しいんだ」
米『ビルボード』誌の報道によれば今回、アップルが『ソングライター』のワールドワイドな放映権を「7桁の前半(日本円で数億円)」の値段で獲得したという。『ソングライター』はアップルが提供するプラットフォームで利用可能になるほか、映画館でも上映されるという。
エド・シーランは先日、ダニー・ボイルとリチャード・カーティスによるザ・ビートルズが存在しなかった世界を舞台にした映画に出演するのではないかと報じられている。
一方、エド・シーランは今年のアイヴァー・ノヴェロ賞で2部門にノミネートされている。今年で63年目を迎えるアイヴァー・ノヴェロ賞は、英国作曲家協会がイギリスの演奏権管理団体(PRS)と共同で開催している。同賞は「イギリスやアイルランドにおける素晴らしいソングライティングや作曲を祝福し称える」もので、「音楽で果たした成果や同業者からの承認において頂点に立った」ことを表彰するものとなっている。
エド・シーランの他のニュースとしては、セキュリティ・スタッフがインスタグラムに上げる彼の写真が話題になっている。
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