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デュア・リパはしばしば「男性を嫌っている」として批判されていることを明かし、男性嫌悪というイメージについて「完全に誤解している」と反論している。

今年のブリット・アウォーズでソロ女性アーティストとして初めて5部門のノミネートを獲得したデュア・リパは、『ティーン・ヴォーグ』誌とのインタヴューで2017年にブレイクを果たしたことについて言及しており、ブレイクの要因となったヒット曲“New Rules”を女性同士の団結を歌ったアンセムに例えて語っている。

「女友達に教えたくなるようなルールを歌おうと思ったの」とデュア・リパは“New Rules”について語っている。「女性同士の団結ってすごく重要だと思うから。自分の周りの女性たちを気にかけたり、友達をずっとそばに置いておくのってすごく大切なことだわ」

“New Rules”の背景にある意味合いについて、デュア・リパは次のように説明している。「それは自分を悩ませている誰にでも当てはまるの……誰かに気分を害されていたり、不快な気分にさせられていたりするならね……その人が有害かどうかってことによるわけでしょ。自分の周囲をどんなエネルギーで取り囲むかは自分自身に責任があるわけだから」

「たくさんの男性が私のところへ来て、『君は男性のことが嫌いなんだろ?』って言ってくるの」とデュア・リパは続けている。「それは完全な誤解よ」

「気持ちをあけすけに歌っている曲もあるし、それを撤回するつもりもない」とデュア・リパはさらに続けている。「でも、ジェンダーによる行動規範は絶対に壊されるべき大きなルールだと思う」

デュア・リパは続けて、“New Rules”の歌詞にもう一つ加えられるルールとして「ハッキリ言わせてもらえば、ソーシャルメディアでその人をブロックすることね」と語っている。

デュア・リパは先日、音楽業界における性差別や「#MeToo」運動について自身の見解を明かし、女性アーティストがシリアスに受け止められることの難しさについて語っている。

「女性アーティストというのは、ピアノやギターを弾いたりしない場合、シリアスに受け取ってもらうのはずっと大変なわけでね」と彼女は語っている、「男性アーティストだったら、自分で曲を書いていると人々はすぐに思い込むのに、女性の方はみんな作られていると思われるの」

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