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プリンスの自宅兼スタジオであるペイズリー・パークを管理するマネージメント会社は、展示品や芸術作品を管理する管理人を新たに募集している。

プリンスの自宅兼スタジオだったペイズリー・パークは、彼が2016年に亡くなったことを受けてその後は一般公開されている。ペイズリー・パークは2016年10月に、地元市議会によってミュージアムとして一般に公開することを認可されている。

そして、今回、アメリカ博物館同盟のホームページにペイズリー・パークの求人情報が掲載されており、それによればプリンスのアーカイヴに近いところで働く人材を募集しているという。

マネージメント会社によれば、「あらゆる芸術作品やアーカイヴのケア、分類、管理、保存に加えて、あらゆる展示品のケアや掃除、モニタリング」に積極的に取り組むスタッフを募集しているという。

その他の業務内容としては、アーカイヴのデータベース・システムの管理や更新作業などが含まれている。

応募者に求める項目としては、「ある程度のプリンスについての知識があれば有用」と綴られており、これまでに監督やマネージメントをしたことのある経験が求められているほか、「膨大な量の反復する作業や手続きに対処できる能力」や運転免許なども求められている。

ペイズリー・パークの求人募集の要項はこちらから。

https://aam-us-jobs.careerwebsite.com/job/archives-supervisor-paisley-park/40421341/

プリンスは生前、1988年に建設されて以来、生活とレコーディングの拠点としてきたペイズリー・パークについて、自身が亡くなった後は博物館にしたいという考えを常に持っていた。その準備として、彼は展覧会の開催に関するガイダンスを遺している。プリンスの家族はペイズリー・パークについて、これからもまるでプリンスがまだ生きているかのように感じられるように運営していきたいと語っている。

「私たちはペイズリー・パークを、思い出の地だったり亡くなった人の場所として知られてほしくありません」とプリンスの異父兄弟であるオマール・ベイカーは語っている。「ペイズリー・パークが生きている限り、私の兄も生き続けるのです」

一方、プリンスは死の直前に取り組んでいた回想録『ザ・ビューティフル・ワン』が今年中に出版されることが報じられている。

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